三菱T2-CCV その7 各部の塗分け
2008年1月25日
キャノピーの塗装
機体をマスキングしてキャノピー周りの黒い部分を塗装します。ここは面積もあまりないので、つや消しの効きが良い、タミヤアクリルを使いました。ただし、吹きやすいように溶剤はラッカーで溶いています。
またキャノピーも一緒に塗装するためにマスキングテープを切り貼りしながら、マスキングです。昔の飛行機のようにあまり枠がたくさん無いため楽ちんです。
ここで大失敗。黒を塗る前に機体内部色をキャノピーに塗らなければならないのに、それを忘れていきなり黒を吹いてしまったため、後から内側を機体内部色で筆塗りするはめになりました。でも、その方が、ちゃんとつや消しの内部色になるから良いんです、と強がる。
さすがはつや消し黒ですね、あっという間に下地を隠蔽してしまいました。強烈なパワーです。機体のツヤ有り白とのコントラストがいいですね。白がいっそう際だちます。
エンジン周り、脚収納庫の塗装
通常、自衛隊のジェット機は機体の内部も白らしいのですが、このT-2 CCV はライトグレーです。そのためちゃんと塗り分けなければいけません。ホントはちゃんとマスキングしてエアブラシで塗った方がキレイなんでしょうが、面倒なので筆塗りです。つや消しのグレーですし、内部は凸凹なのでそれなりにキレイに塗れます。
エンジンの吹き出しから後ろは焼け鉄色で塗られています(というか、白く塗られていませんが本当ですかね)。で、この部分もマスキングが面倒なので、筆塗りです。でも焼け鉄色もつや消しなので、筆目は目立ちません。実はこんな時のためにフィルバート筆を買って置いたのですが、これが役に立っています。
水平尾翼も付け根の部分は裏表とも焼け鉄色です。こちらはマスキングも楽ちんですから、エアブラシで塗りました。こんなところは、筆塗りで神経をすり減らすよりも、チャッチャッとマスキングしてブシューが早いですね。
(全作品完成まで あと35)
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