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スツーカ・カノーネン・フォーゲル その6 組み立て完了、サフ吹き

Category : 飛行機

Scale : 1/48 Maker : ハセガワ Post : 123-6

主翼のディテールアップ

スツーカ・カノーネン・フォーゲル 滑り止め

スツーカ・カノーネン・フォーゲル 滑り止め

主翼の根本近くになにやら板にリベットがたくさん付いた物が貼り付いています。飛行機のリベットは通常は空気抵抗を減らすためか埋め込まれていて飛び出していないのですが、この部分のリベットは箱絵を見る限り、通常のリベットのようにボコボコ飛び出しています。

キットではこの部分はデカールを貼るだけで表現されます。この程度のモールドを付けるぐらいたいしたことは無いと思うのですが、どうしてデカールですまされているのでしょうか?よく判りません。

ここをプラ板と延ばしランナーのリベットで再現すると、少々飛び出しすぎになるとは思うのですが、デカールってのも何ですから、思い切って作りました。

板はエバーグリーンのプラの細切りを張り付けました。厚みが0.5mmもあるので少々厚すぎるので、貼り付けてからヤスリをかけて薄くしました。リベットはシャアザクのランナーです。色がピンク色で見やすくて良いですよね。しかもバンダイのランナーはプラの質が良いのか、細く伸ばした物を細かく切っても形がきれいです。これが外国のメーカーとかでは、細く伸ばしたランナーをナイフで切ろうとすると潰れてしまいます。ランナーがきれいに伸びないんですよね。ハセガワのランナーの程度の差こそあれ、バンダイほどきれいには伸ばせませんでした。やはりプラの質はバンダイとタミヤは傑出しています。

機関砲のディテールアップ

スツーカ・カノーネン・フォーゲル 機関砲

スツーカ・カノーネン・フォーゲル 機関砲

機関砲をディテールアップします。実機の写真を見ると、機関砲に主翼の下部からパイプが何本か出ています。油圧系なのか電気のコードなのかは知りませんが、機関砲を制御するためのパイプが機関砲に付けられた小さな機器に接続されているのです。

これを二種類の太さのソフトワイヤーで再現しました。あまり鮮明な写真が無いので、海外のモデラーの作例も参考にしながら、適当にでっち上げです。なんとなくそれらしくなれば良しとしました。

またパイプを通すために主翼の下に吊すためのパーツに穴を空けました。実物ではここは穴が開いているのですが、キットでは埋まってしまっています。このことに気がついたのが機関砲を組み立ててしまってからなので、穴を三角に開けるのに苦労しました。

組み立て完了

スツーカ・カノーネン・フォーゲル 組み立て完了

スツーカ・カノーネン・フォーゲル 組み立て完了

機体に翼を貼り付け、さまざまな小さなパーツを取り付けて、ほぼ組み立て完了です。塗装のしやすさを考えて、主脚・機関砲・プロペラは接着してありません。

キャノピーはマスキングテープを貼り、フレームの部分を切り抜きました。作業の途中で一カ所割ってしまいました。白化するのを覚悟の上で接着しました。仕方がないでしょうね。

マスキングしたキャノピーはサーフェイサーを吹く前に機体内部色で塗っておかなければなりません。前にT2-CCVを作ったときに先にサフを塗ってしまって、後から何のモールドもない内側を機体内部色で塗るという苦労をしたため、今回は忘れないようにすぐに機体内部色で塗っておきました。

サフ吹き

スツーカ・カノーネン・フォーゲル サフ吹き

スツーカ・カノーネン・フォーゲル サフ吹き

クレオスのサーフェイサーの1000番をエアブラシで吹きつけです。今回は全てラッカーで塗装するため、各塗装段階は十分に乾燥させます。ラッカー溶剤は下地を侵しますからね。十分な乾燥が必要です。そのためこの作業までは一気に進めました。

スツーカの作業はここまでですね、塗装は明日の夜に再開です。翼の端の黄色、機体下面の水色、機体正面ベース色の緑、迷彩色の黒と4色をマスキングしながら進めていきます。それぞれの課程で十分な乾燥が必要になりますからね。じっくりと行きましょう。水性アクリルなら乾燥後は同じアクリル溶剤になら負けませんから、気軽にどんどん重ね塗りできるんですけどね。

(全作品完成まで あと39)

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“スツーカ・カノーネン・フォーゲル その6 組み立て完了、サフ吹き” への2件のフィードバック

  1. 超初心者 より:

    ども、初めまして。今度ハセガワ 1/48 ユンカース Ju87G-2スツーカを作ってみたいのですが、機体に施されたモールドは、凸ですか?凹モールドですか?

    • 根生 より:

      超初心者さん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      このキットはたしか凹モールドだったと思います。

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