ドイツ・5号戦車パンターG初期型(1/72) Op.223 制作開始
2010年9月20日
パンター祭り一丁追加!!
モケモケ展示会9月のお題のパンターも2/3が過ぎたのですが、なかなか今回は集まりが悪いようで、ここはもう一肌脱いで、なんとか今月中にもう一輛やっつけちゃおうと、制作開始です。
このパンターG初期型、みなれないパッケージですがれっきとしたドラゴンの製品でして、ツィンメリットコーティングが最初から施されていたり、組み立て簡単なDS素材の履帯が入っていたり、エッチングパーツが付属していたりと、なかなかの内容です。
ひとつだけ違う点があるとしたら・・・
このキット、1/72なんです。
もともとシンプルなパンター戦車なんですが、組み立てが面倒なのがあのOVMラックの周辺です。ところがさすがにミニスケールともなるとこのあたりの再現度は低く、全てのラックが1パーツで成形されています。そんなわけで、組み立て作業は非常に短時間で終わるはずです。では、さっそく組み立ててみましょう。
足回りの組み立て
接着剤で組み立てられるDS素材の履帯は大変便利で、 弛みの表現もティッシュを挟んで接着剤で転輪に固定するというオーソドックスな方法で実現できます。
塗装の手間を考えて、一番外側の転輪だけは外せるようにしてあります。さすがにロコ組は無理で、この状態で転輪を車軸から引き抜けば恐ろしいことに・・・
エンジン
生意気にもエンジン内を再現するパーツが入っています。さすがにエアクリーナーとその他という2パーツ構成ですが、まったく見えなくなることを思うと、別になくてもね~って感じです。エンジンデッキのハッチを開状態にして組み立てても見えるのはやっぱりエアクリーナーだけですからね。ちょっと残念すぎます。
車体の組み立て
車体を組み立てます。エンジンデッキの上のメッシュやフックなどがエッチングパーツで再現されています。フックのサイズはもはやごま粒の数分の1という小ささです。ほとんどディテールアップなんかをする余地は無いのですが、ハッチの手すりだけは切り飛ばして銅線に置き換えました。
組み立て完了
砲塔、シュルツェンなどを組み立てて、組み立て完了です。 せっかくの履帯の弛みもシュルツェンのおかげでまったく見えなくなってしまいました。
実はこのキット、昨年の中京AFVの会でみんなで合同で出品した作品が大賞を受賞したときのご褒美の一つでして、ミニスケールと言うこともあり、なかなか作る機会が無かったのですが、こんな機会に作っちゃうことにしました。
私はミニスケールのキットなんてお菓子のおまけに毛が生えた程度と思っていたのですが、作ってみてビックリですね。なんですかこの精密感は。小さいからなおさらその密度が高く、思いっきり精密に見えます。ミニスケールキット、侮りがたしですね。
(全作品完成まで あと76)
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