2号自走榴弾砲ヴェスペ その2 車体上部、砲の組立て
2012年11月22日
Category : AFV ドイツTags : 10.5cmleFH182号戦車ヴェスペ
車体上部の組み立て
足回りに続いて車体の上部を組み立てます。塗装の時に塗り分けが大変になる無線機などは接着しないでおきます。また砲弾ケースも半分はせっかくなので蓋が開いた状態で作りますから、これらも中の弾薬を塗りやすくするために蓋を接着しないでおきます。薬莢ケースは薬莢のおしりを塗分けねばならないので、こちらはケースごと未接着です。
戦闘室の壁面は内側にボコボコと押し出しピンの跡があります。あまりめだちはしないのですが、よく見るとあるというのはチョイとイヤなので、削っておきました。
砲の組み立て
主砲のleFH18榴弾砲を組み立てます。最近スライド金型を使った一発抜きの砲身やアルミ製の砲身が付いたキットが多いので、久しぶりに砲身の貼り合わせをしたような気がします。
私はかつてはタミヤの白ビンの接着剤をドボドボに付けてこれをパテ代わりにしていたのですが、最近のキットは合いが非常に良いので、流し込み接着剤を使って慎重に貼り合わせることにしています。これで十分隙間無くピッタリと貼り合わせることができますよ。まぁ、タミヤってこともありますけどね。
砲架の付け根に俯仰装置の歯車があって、これを仕込むのがタミヤにしては珍しく苦労する工程です。ですが、完成後は全く見えなくなるので、省略してもかまわないかもしれませんね。実のところ、ちゃんとはまっているかどうかも見えないので怪しいモノです(^_^;)
素組み完了
さすがはタミヤですね。もう形になっちゃいました。これで付いていないのは履帯と車体の前に付く予備履帯くらいなものです。ですがタミヤのキットの楽しみはここからなんです。手持ちの資料を見ながら自分にできる範囲でディテールアップ工作をしていけるのです。
ディテールアップ工作はやらなければいけない作業ではなく、やってもいい作業なんですね。ですから、できないことは最初から目をつぶり、できるとこだけ楽しめば良いんです。こうやって世界に1つの自分だけの作品に仕上げるのって楽しいって思いませんか?
全部揃っているドラゴンも良いのですが、ちょっとだけ足りないタミヤもそれはそれで楽しいですよね。素組みがあまりに楽にできるので、その後の工作にもエネルギーを注げます。
(全作品完成まで あと85)
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