2号自走榴弾砲ヴェスペ その3 メタル履帯の組立て
2012年11月23日
Category : AFV ドイツTags : 10.5cmleFH182号戦車ヴェスペ
キットに入っていたフリウル社製のメタル履帯を組み立てます。ホワイトメタルで作られた履帯の一コマずつを付属の0.5mmの針金でつないでいきます。ホワイトメタル製の履帯はディテールまで素晴らしい出来なのですが、連結ピンを通す穴がキレイに開いていないコマも少なくありません。つないでいくときに余分な苦労をしないためにも、連結ピンの穴は0.6mmのドリルで穴をちゃんと開けておきました。
ドリルで穴を開けるときに注意しなければ行けないのは、ドリルを貫通させてはいけないということです。実車では連結ピンの穴は貫通しているのですが、フリウル履帯では連結ピンの頭も一緒にモールドされているため、これは残す必要があるのです。そのため連結ピンの頭の位置が異なるため、左右の履帯は別々のパーツで用意されています。実車ではもちろん履帯に左右はありません。
キットにはコマ数の記述がありませんが、キットにもともと入っている軟質プラ製の履帯と同じ長さになるまでつないでやればOKです。ですから何コマつないだか実は数えていないのでわかりません(^_^;)。
履帯はあらかじめ輪っかにしてから手でチャラチャラと遊んで動きをなめらかにしてやります。こうするとはめたときに重力で自然な弛みが再現されます。このチャラチャラは重要です。
輪っかになった履帯は軟質プラの様に伸びませんから、はめるときは起動輪を外して先に履帯を他の車輪にかけてから起動輪をはめます。少しキツイ感じがしますが、はまってみるとこの写真くらいの弛みになります。ドイツ戦車らしい地味目の弛みがいいですね。もう一コマ多いとダルンダルンでみっともないでしょうね。
予備履帯もフリウルを使いました。キットにもプラ製の予備履帯が入っているのですが、ガイドホーンの形状など、フリウルの方がよりリアルに再現されているので、こちらを使います。
ただ数が足りなくなると困るので、先に履帯をつないじゃうまでは予備履帯の作業は保留にしていたのですが、十分な数が入っていたので問題はありませんでした。
予備履帯では両端のコマには連結ピンがありませんから、穴を全部貫通させてやる必要があります。ここは忘れずに・・・ですね。
(全作品完成まで あと85)
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