2号自走榴弾砲ヴェスペ その9 車体の汚しとフィギュアの組立て
2012年12月10日
Category : AFV フィギュア ドイツTags : 10.5cmleFH182号戦車ヴェスペ
車体の汚し
ピグメントを使って車体を汚します。足回りを汚したときに散らかったり削り落としたりしたピグメントを集めておいて、車体にまぶします。ただし少し色味を明るくしたかったので、白っぽいピグメントを加えました。特に入り隅には埃がたまったようにしてあります。車内にもしっかりとピグメントは撒いておきます。
広い装甲版に表情を持たせるために白っぽいピグメントをぼかしながらこすりつけます。こうすると油彩でフィルタリングをしたような効果が簡単に得られます。あまり強くこすると取れちゃうのが難点ですが、手軽なのがいいですよ。こんな小さな車輌ならばほんの数分で完了です。
偽装ネット用のフックなど錆びやすいパーツからはさび色のピグメントを面相筆に付けて垂らします。粉のまま使う方が手軽にすすけた感じにできます。付けすぎたときは綿棒とかで拭き取ることもできますからお手軽です。ただ粉のままのピグメントを筆でこすりつけると、筆が少々痛みますからあまり高価な筆は使わない方がいいですね。
フィギュアの組み立て
フィギュアを組み立てます。タミヤのキットにはいつも素晴らしいフィギュアがオマケで付いてきます。戦車のプラモはフィギュアを添えるとサイズとかがわかりやすくなり、グッと臨場感が増しますよね。
このキットに付属のフィギュアはなかなかの出来で、オープントップの車輌の上で寒そうにしている表情も良く出ています。かならずしもイケメンじゃないところがいいですね。
向かって左の寒そうなクルーは左右の足の分割がおしりの割れ目とは違うところでなされているので、隙間を埋めて整形しました。まぁ、見えなくなるところなので、別にこだわらなくてもいいとは思いますけどね。
右のコートのクルーはコートの裾を彫り込みました。コートの裾も見えないと言えば見えないのですが、金型の抜きの還啓で中央(足に近い部分が)もっこりと盛り上がっていますから、彫り込まないまでも、平らにはしておいたほうがいいかも・・・です。
コートの裾を削るときはマジックで黒く塗っておくと、どれくらい薄く削ったかがよくわかって作業しやすいですよ。こんなのをデザインナイフでチマチマと削っていると大変ですから(特にタミヤのキットはプラが堅い!!)、半ドリューターに付けたバードリル(歯医者さんで同じみですね)でゴリゴリと削ります。
ヴェスペにはこんな感じで乗せます。ちょっと箱絵とは違います。とりあえずサフを吹いておきました。消し忘れのパーティングラインとかが無いかチェックします。最近また目が悪くなってきたのでフィギュアの塗装は辛いです。でもがんばります。
(全作品完成まで あと86)
関連するコンテンツ
作品No.290の記事一覧
- ドイツ・2号自走榴弾砲ヴェスペ Op.290 制作開始 (2012年11月21日)
- 2号自走榴弾砲ヴェスペ その2 車体上部、砲の組立て (2012年11月22日)
- 2号自走榴弾砲ヴェスペ その3 メタル履帯の組立て (2012年11月23日)
- 2号自走榴弾砲ヴェスペ その4 ディテールアップ (2012年11月24日)
- 2号自走榴弾砲ヴェスペ その5 塗装 (2012年11月26日)
- 2号自走榴弾砲ヴェスペ その6 細部の塗分け (2012年11月28日)
- 2号自走榴弾砲ヴェスペ その7 ウエザリング (2012年12月2日)
- 2号自走榴弾砲ヴェスペ その8 足まわりの汚しと組立て (2012年12月8日)
- 2号自走榴弾砲ヴェスペ その9 車体の汚しとフィギュアの組立て (2012年12月10日)
- ドイツ・2号自走榴弾砲ヴェスペ その10 完成!! (2012年12月11日)
コメントを残す