ドイツ・1号戦車B型 その2 車体下部の組み立て
2021年8月17日
足回りのパーツが揃ったので、今回は車体下部を組み立てます。非常に頼りない小さなパーツで固定するので心許ないのですが、サスペンションはすべて可動式に組めますし、車輪は全部クルクルと回転します。ただ塗装したらどうなるかわかりませんけどね。あと車体の前後の装甲板を取り付けてマフラーを作りました。
詳しくはつづきをどうぞ…
牽引フック
車体の後ろに付く牽引フックを作りました。牽引ワイヤーをひっかけるための棒が出ているのですが、その棒が脱落するのを防ぐためにチェーンで車体につながれているのですが、このキットではそのチェーンの部分もパーツとしてモールドされています。さすがにチェーンとハッキリ分かるほどキレイなモールドではないのですが、気持ちはわかる程度に再現されています。通常はこのチェーンは無視されていることが多いのですが、ズベズダは100%再現できなくても無いよりはましというコンセプトなんでしょうか、ダルダルのモールドですがパーツ化されています。このあたりの判断は好き嫌いの分かれるところですが、私は結構好きです。なんか頑張ってるな~って気がして好感が持てます。
前のフェンダー
褒めてばかりもいられません。これは前のフェンダーなんですが、最初反対側から見たときはあまりの立派なバリにこの形のパーツかと思ったほどです。でもこれがフェンダーだと分かったらこれがバリだと分かりますよね。まるでバキュームフォームのキットじゃないかと思うくらい盛大にはみ出ています。これは全部キレイに切り取らねばなりません。フェンダーが分厚いのは端の折れ曲がったリブの部分の分まで厚みを付けているからだと思います。
足回りの組付け
前回は仮り組み状態だった足回りを車体に組付けます。サスペンションや車輪を軸に通して直径1.5mm~2mmほどの小さなパーツで留めます。はめておいて接着したい部分だけに流し込み接着剤を流すのですが、毛細管現象で中まで染み込み着けたくないところまで接着してしまう恐れがあります。そこで流し込み接着剤は速乾性の高いMr.セメントスーパーパワーを使いました。これをごく少量だけ着けたいところに流します。それでも1箇所流しすぎてくっついちゃったのでそっと剥がしてしっかり乾かしてからやり直しました。
マフラー
車体後部の装甲板を取り付け、そこにマフラーを取り付けます。マフラーには穴の開いた鉄板でできたカバーがかけられています。ドラゴンなんかではエッチングパーツでできているのですが、ズベズダのキットでは軟質プラでできています。エッチングパーツに比べると穴はちゃんと開いていませんし、そもそも穴の数も少なくて大雑把です。この軟質プラは接着剤が効きませんからキットでは枠にはめ込むようになっています。一応枠にはめただけでも取れないのですが、後から取れたらいやなのでホームセンターで買ったゴリラグルークリアという強力な接着剤で留めてみました。この接着剤、うちの会社ではゴリラボンド(略してゴリボン)とよ呼ばれているのですが、結構よくくっつくので重宝しています。
この排気管、幅が3mmほどしかない小さなもので、先っぽはただの板になっています。いくら小さくても穴が開いていないと寂しいので、デザインナイフの刃先で慎重に彫り込んでやりました。
たいして作業は進んでいないのですが、あれこれと手間がかかるのでここまでです。次回は車体の上部を組み立てます。上手くいけばOVMまでいけるかもしれませんが、砲塔がちいさくてあっさりしているのでそちらと一緒に作業してもいいですよね。それよりも履帯を組みたてないと行けませんね。これは小さいので大変そうです。
(全作品完成まで あと116)
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