3号戦車M初期型 その3 履帯の組立て
2012年10月30日
サイバーホビー(ドラゴン)の組み立て式履帯はマジックトラックというランナーからあらかじめ切り離されたもので、扱いやすくなっています。まずはデザインナイフで押し出しピンの跡を削り取り、これを並べておきます。並べたマジックトラックに乾燥は遅いけれども接着力が強いリモネン系の接着剤を流し30分ほど放置します。放置する間は両側を定規で挟んでまっすぐにしておきます。
履帯の接着剤が固まってきて板ガムほどの硬さになったらゆっくりと曲げて輪っかにします。最後のつなぎ目は乾燥の早いクレオスの流し込み接着剤で固定します(写真)。
輪っかになった履帯に起動輪と誘導輪を挟んで車体にはめ込みます。その後転輪をはめて形を整えます。最後にフェンダーと履帯の間にティッシュを挟んで弛みを再現します。このまま固まるまで放置します。
1時間も置けばしっかり固まるのでティッシュを外します。ちゃんと弛みができていますね。今回は94コマつなぎましたが(これで連続4輛目なので、いいかげんに覚えます)、すこし弛みが多い様です。このあたりの違いはどこから来るのでしょうかね。
マジックトラックは左右がわかりやすいように異なる成形色で作られています。淡い色(light color)が右側(right side)です。覚えやすいですよね。つい最近まで気づきませんでした(^_^;)。
固まれば履帯を外すことはできるのですが、できたら1週間くらいはそのままにしておく方がいいですね。接着剤が乾くときに接着面が収縮して履帯が短くなってしまうことがあるので、完全に乾ききるまではめたままにしておく方が良いんです。実際にはまらなくなって困ったことがありました。はまらないとは言っても1コマ増やすほどじゃないので、ホントに困ります。
(全作品完成まで あと87)
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