ウイーゼル装甲車Mk20A1 その4 塗装
2008年3月9日
Category : AFV ドイツ連邦Tags : ウイーゼル
迷彩塗装
いよいよ塗装開始です。塗装の前に金属パーツがたくさん付いていますから、クレオスのメタルプライマーをエアブラシで全面に吹き付けておきます。2時間ほど乾燥させてから、次に基本色のグリーンを塗装します。使った塗料はタミヤの水性アクリルのXF-67 NATOグリーン にフラットホワイトを少々加えて明度を上げたものを、ラッカー溶剤で溶いて使いました。そうそう、サーフェイサーは吹いていません。タミヤの水性アクリルは隠蔽力が強いのであまり必要性を感じませんからね。
次いで迷彩塗装です。最初は面積の多い方の黒からです。タミヤの水性アクリルの XF-69 の NATOブラックです。蓋の色はジャーマングレーにそっくりなので、塗料を引き出しから出すときに迷います。それを防ぐために蓋に番号を書き入れるのですが、蓋の表面が凸凹なので書きにくいですよね。タミヤさんお願いです、ぜひ蓋の上面をツルツルにしてください。
境界のはっきりした迷彩塗装です。最初は筆塗りで輪郭を描きます。といっても筆で5mmほどの幅で線を入れると、ほとんど塗りつぶしと変わらないくらいになってしまいます。そして先ほど同様に水性アクリル塗料をラッカー溶剤で溶いて、これを0.2mmのアネスト岩田のハンドピースで細吹きします。エアの流量も出来る限り絞り、ニードルの引きしろも出来るだけ絞ります。そしてハンドピースの先端がキットに触れそうなくらい近づけてゆっくりと吹いていきました。これ小さいからできるんですよね、大きなキットなら途中で気が狂ってしまいそうです。
そして3色目の XF-68 NATOブラウン も同様に筆で輪郭を取ってから、中をエアブラシでつぶします。こちらはさらに面積が小さいため、最初の輪郭取りでほぼ塗りつぶされています。むしろエアブラシで筆ムラを消している、ってかんじです。
クリア吹きとデカール貼り
エアブラシで迷彩模様の中を塗りつぶすのですが、塗料を出す量が非常に少ないため、キレイにムラなく塗ることが出来ません。エアブラシはドバッと出した方がキレイに塗れますからね(ホントカ?)。筆ムラは消えたのですが、ツヤにムラができてしまいました。このツヤムラ(っていうのか?)を消す目的と、デカールの下地のために車体前面にツヤ有りクリアを吹き付けます。
写真ではわかりやすいように多少(?)表現が誇張してありますが、ぴっかぴかのウイーゼル装甲車になりました。モーターショーにも出せそうです。
そこにデカールを貼ります。ツルツルの表面に貼るのですから、なんとかシルバリングは押さえたいところですが、今回も少しだけシルバリングを起こしてしまっています。こうなるとドラゴンとかが使っているカルトグラフのデカールがいかにすばらしいかを実感しますね。国籍マークとナンバープレートは前もって周囲の余白を切っておきましたから、当然シルバリングは起こしていませんが、部隊マーク(かな?)はそんな工作はできませんでしたので、シルバリングを起こしてしまっています。打つ手無しですね。
(全作品完成まで あと38)
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