ドイツ重駆逐戦車・エレファント その6 履帯の取り付けと仕上げ
2006年11月7日
Category : AFV ドイツTags : エレファント
昨夜遅くにウエザリングを施した履帯が気になったのか、夜型の私にしては珍しく今朝は6時に目が覚めました。今日から二日間横浜へ出張なのですが、こんな日に早起きするとは、遠足に行く小学生のようです。
ともかく朝食前に1時間ほど時間ができたので、早速履帯を取り付けてみました。
最初に履帯に付いた余分のピグメントを落とします。使い古しの歯ブラシで履帯の接地面をゴシゴシこすります。と言っても歯ブラシでは接地面以外はこすることができないので、なんの苦労も無しに接地面だけがピカピカになります。下地にメタルカラーを使った効果がここで出ます。
裏側は転輪に当たる部分とガイドホーンをゴシゴシします。特にガイドホーンの先端は念入りにして磨いておきます。かつては銀ブラシをしていたのですが、この方法の方がギラギラしなくて好きです。
仕上がった履帯は上の直線(ゆるいカーブ)部分の両端に角度を合わせながら起動輪と誘導輪に巻き付く部分を瞬間接着剤で固定します。このときアルデコスプレーという瞬間接着剤を瞬間的に硬化させるスプレーを使うと早くキレイに固めることができます。
この上の部分を先に車体に取り付けます。ただしまだ接着はしません。実は右側はこれを先に接着してしまったため下の直線部分を接着するときに隙間が少し足りなくなりそうになり(ってややこしいな)、苦労しました。下の直線部分は長さの調節が全く出来ません。一方、上の部分は曲線ですから多少の調節は利きます。ですから上を最後に接着した方が良いのです。
下の直線部分を転輪に瞬間接着剤で接着します。そして前後に垂れている起動輪と誘導輪の巻き付き部分を下の直線部分に接着します。その時、起動輪、誘導輪にも履帯を固定していきます。起動輪誘導輪は自由にまわるように取り付けてありますからここで長さや位置の調節をします。そして最後に弛みを調整しながら上の緩いカーブ部分を連結します。そして最後に上の履帯が転輪にくっつく部分を固定します。これでできあがりです。
最初にこの方法を計画したときはうまくいくかどうか不安だったのですが、予想以上に目論見があたりました。大成功です。右側はチョット怪しいんですけどね。
マジックトラックを初めとする接着式の組み立て式履帯は組み立てや塗装に苦労をしてきましたが、これでなんとか方法を確立できそうです。こうなるとカステンやらフリウルのお世話にならなくてすむので、戦車一両あたり4000円以上のコストダウンです。
勲章もののお手柄です。浮いたカステンの履帯代で今夜は横浜の中華街へ繰り出しましょう。エヘヘヘヘ(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと16)
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