ケーニヒスティーガー ポルシェ砲塔 その10 履帯の取り付け
2006年12月18日
Category : AFV ドイツTags : ケーニヒスティーガー
履帯の取り付けです。なんと履帯が微妙に長さが足りません。誘導輪の弛み調整用のアームを接着してしまっていることを激しく後悔しています。もうどうにもなりません。ケーニヒスティガーは最後期型を除いて2つ一組のダブルリンクの履帯を使っているため、2コマ同時に増やすしかありません。しかしこれでは長くなりすぎます。足りないのは1/2コマ程度なのです。
しかたがないので足りない箇所を分散してごまかしてつなぎましたが、多少ヨレヨレになってしまいました。なんとかごまかす手だてを考えなければいけません。
後日追記:マジックトラックに限らずプラモは接着剤が乾燥するときに揮発した接着剤の分だけ縮みます。そのため履帯の長さが足りなくなったんですね。
ペリスコープや機関銃を取り付けます。ペリスコープはクリアパーツが入っているのですが、実際に色を塗って取り付けてしまうとこれがクリアパーツだったかどうかはまるでわかりません。いつも思うのですが、これは本当にどっちでもいいですよね。
いよいよ大詰めです。通常の塗装の上から白いペンキで塗り重ねられた冬期迷彩ではチッピングはあまり必要ありません。きれいに覆い隠されてしまっているからです。これは楽ちんですね。
ウオッシングは純白を汚さない程度にセピアの油彩絵の具を無臭ペトロールでシャビシャビに溶いて隅っこにだけうっすらと入れていきます。もちろん余分はすぐに拭き取ります。
このケーニヒスティガーで冬期迷彩は6作目です。88mm砲は冬期迷彩と言っても白塗りではないので、真っ白な冬期迷彩は5作目になります。いずれも冬期迷彩モデリングお約束の晩冬のはげかけ状態を表現してきました。
今回のケーニヒスティガーがいかに白いかを比較するために過去の作品を引っ張り出してきました。こうしてみるとシャーマンジャンボは真っ黒ですね。右のSU-122は筆塗り、左のシャーマンジャンボはエアブラシではげ表現をしています。そして今回のケーニヒスティガーは筆とエアブラシの両方を使っています。といってもほとんどしていません。
通常であればこれで完成ですが、実はまだ工程を残しています。このケーニヒスティガーは初冬のつもり始めた雪原を行軍している設定です。そこで履帯を雪で濡れた感じにするためのツヤあり塗装と、足回りにほんのりと付着した雪を表現しようと思っています。またついでに私にしては珍しく地面も作ろうと思っています。うまくいけば、少し隙間の開いている履帯を雪でごまかせないかとも思っています。(+_+)\バキッ!
明日は近所のスーパーで重曹を買ってくることにしましょう。
(全作品完成まで あと15)
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