ケーニヒスティーガー ポルシェ砲塔 その11 雪
2006年12月19日
Category : AFV ドイツTags : ケーニヒスティーガー
戦車本体に手を入れるのはこれが最終です。新雪を踏みしめて進むケーニヒスティガーです、履帯には踏みしめられた雪が付着します。そこでまず履帯と転輪の周辺部にクリアを塗ります。クリアはあいにくエナメルしか手持ちがなかったのですが、木工用の水性のクリアニスがあったのでこれを使いました。これでまず履帯や転輪が水で濡れたようになりました。
ニスの乾燥待ちに近所のスーパーへ重曹を買いに行きました。店員さんにどこにあるのか訪ねようと思ったらなんだか人だかりがあります。どうやら業者の人が年末の大掃除のための洗剤か何かをデモ販売しているようです。近づいてみるとなんと重曹のお徳用袋でした。特売中です。なんてラッキーなんでしょうか。さっそく1kg入りを一袋買って帰りました。
ニスが乾いたら、今度は雪が積もりそうな場所にもう一度ニスを塗り、そこに重曹をまぶします。量が少ないと水性のニスに重曹が溶けて、ドロドロの雪のようにもなります。たくさんまぶせば積もった雪になります。この部分的に溶けてしまう部分が絶妙に雪らしさを出しますね。重曹ってなんてすてきな素材なんでしょう。
テカテカと光る履帯、車体の下もテカテカ+重曹の雪がチラチラです。大型の車両の足回りにどうやって雪が付着するのかが今ひとつ思い出せません。雪の少ない東海地方では仕方がないですよね。そろそろ初雪が降ってもよさそうなのですが、積もるのはまだまだ先の話でしょうね。仕方がないので完全な想像で(創造で?)雪の付着を表現してみました。
ベースはオイルステインで着色し、前述のニスを塗って乾かしてあります。その上から模型用の粘土を貼り付け、それに履帯の跡も付けてあります。あとか乾燥を待つだけです。もうじき雪原ができあがりますよ。
(全作品完成まで あと15)
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