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M4 88mm自走迫撃砲 その8 塗装とデカール貼り、フィギュア

Category : AFV フィギュア アメリカ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 93-8

車体の塗装

M4 88mm自走迫撃砲 塗装とデカール貼り

M4 88mm自走迫撃砲 塗装とデカール貼り

残りの車体後部の塗装です。余りにも奥まった部分が多いため、エアブラシが届かなくなるため、後ろのパネルは接着してありません。それでも床の近くでは隅々まで塗料が行き渡るようにするのは大変でした。予想以上に塗料を使ってしまい、途中で調合する羽目になりました。

ウインザー&ニュートンの#1で細部を塗り分けます。塗料の含みが良いのと、毛先のまとまりが良いのとでストレス無く塗り分けることができます。高い筆を買ってよかった(^_^)v

そういえば、この写真はどうですか。ちゃんと車輌の隅々までピントが合ってるでしょ(当社比)。これは被写界深度を最深にするための工夫を全て取り入れた結果です。つまり、高倍率ズームレンズを使い一番焦点距離の短い18mmにする。撮影距離をいままでの3倍ほどに取る。そのため元々の写真は画面の中央にちょこんと写るだけになるので、もっとも画素数の多いモードで撮影。そして最後に絞りをF16ほどまで絞り、三脚とタイマーを使って撮影です(レリーズかリモコンが欲しい)。

デカール貼り

一晩おいて塗料を十分に乾かしてからデカールを貼ります。塗料は水性アクリルをラッカーで溶いていますから、水性アクリルのままよりは乾燥も早く塗膜も強くなっています。一晩もおけば大丈夫でしょう。

ドラゴンのデカールは最近ではもっぱらカルトグラフです。カルトグラフのデカールは丈夫でしなやかなため、マークソフターを併用すればどんな凸凹にもなじみます。しかも今回はシルバリングを起こす透明な糊の部分がほとんどありません。単純な星形ですから、デザインナイフで余白を切り取ろうと思ったのですが、全く必要がありませんでした。

シルバリングを起こす余白がないのですから、シルバリングは起きません。当たり前のことですが、すごくうれしいですよね。カルトグラフ万歳です。

フィギュアの制作

M4 88mm自走迫撃砲 フィギュアの製作

M4 88mm自走迫撃砲 フィギュアの製作

デカールを乾燥させている間にフィギュアの制作をします。 以前ドラゴンから発売になっていたM2A1にはフィギュアが付属していませんでした。それで購入をためらっている内に売り切れてしまい、結局買うことができませんでした。しかし、今回はドライバーだけですが、付属しています。

たった一体ですからすぐにできあがります。両腕はぴったり隙間無く胴体に付けることができるのですが、そうするとハンドルを握らせることができません。おそらくハンドルの角度が少々おかしいのでしょう。フィギュア側にハンドルを接着して作った方がよかったですね。その方が、きっちり握らせられますし、メーターの塗り分けも楽ちんです。

両肩に出来た隙間は光硬化パテで埋めます。一年で一番太陽の高度が高いこの時期、さらに正午近くとなれば、光硬化パテはあっという間に硬化します。それこそ、外へ出て太陽にかざしてほんの10秒ほど、そのまま部屋に戻るともうかちかちです。

服の色をアメリカーナで調合します。ブラックフォレストグリーンにアスファルタムとか言う焦げ茶を少々、そして黒もほんの少々混ぜました。塗ってるときは明るすぎる気がして黒を足したのですが、乾燥したら真っ黒になってしまい、オリーブドラブというよりはブラックグリーンって感じになってしまいました。

(全作品完成まで あと14)

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