ドイツ・2号戦車B型 その2 履帯の組立て
2011年5月11日
履帯の組み立て
履帯を組み立てます。ドラゴンのキットにはマジックトラックという名前の(何がマジックなんだろう?っていつも思っていますが・・・)組み立て式履帯が付属しています。全てのパーツがランナーから外れているためパーツの切り出しがいらないのですが、これでマジックはチョットいいすぎじゃ・・・
いつもは押し出しピンの跡の処理がたいへんなのですが、2号戦車の履版は小さく平面がほとんどないので押し出しピンの跡はありません。要はそのまま袋から出してつないでいくだけなんですね。う~ん、マジック・・・(笑)
履帯のコマを5つずつ組にしてつないでいきます。これが20組できたらリモネン系の接着剤を流しながらさらに長くつないでいきます。こうして片側99コマの履帯を作るのですが、だいたいこの作業が15分くらいでしょうかね。
リモネン系の接着剤は接着力は強力なのですが、硬化までに時間がかかります。そのため接着剤の塗布が終わってから40分ほど放置して固まるのを待ちます。
固まってもチューインガムの板のように曲がりますから大丈夫です。ここで向きを間違えないように慎重に巻き付けます。
実際に巻いてみたら説明書指定の99コマでは少し長すぎたみたいなので1コマ抜いて98コマとしました。
上部転輪の波打ちなんかはこの時に形を作ってやります。半分固まったような状態ですから結構形になってくれます。ティッシュを挟んだりしてクセを付けたりもするのですが、今回はまだフェンダーがついていないので、ホントに指で形を作っただけです。
丸一日放置したら上の写真のように外すことが可能ですが、接着剤は蒸発することで体積が減って履帯が縮んでしまいますから、外した状態で放置すると次にはまらなくなってしまう危険性があります。そこで、もう一度はめ戻してやって、静かに1週間ほど完全な乾燥を待つことにします。
さっ、おっきい方も作らなきゃ。
(全作品完成まで あと98)
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