3号J型操縦戦車 / ボルグバルド4B型その6 砲塔の組立て

2012年9月30日

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 286-6

砲塔の組立て

砲塔を組み立てます。砲塔はスペースドアーマーの有無、主砲の口径長が42口径と60口径の2種類、組み合わせで4種類から選ぶことができます。今回は一番大げさな(笑)、スペースドアーマー付きの長砲身60口径としました。

前回の記事で操縦戦車ということでOVMが右側に集めてあると書いたのですが、それは間違いで(エヘヘ)、J型でも後期型はこのようなレイアウトになっています。てことは、この操縦戦車はJ後期型ということになります。

そもそもJ型は当初より60口径を搭載する予定だったのが、生産が間に合わないことから初期型では42口径が搭載されました。後期型のOVMのレイアウトを採用している以上、60口径の主砲とするほうが似合っていますし、そもそもスペースドアーマーは最後期型からの採用ですから、これでつじつまが合うってもんです。

主砲防盾のスペースドアーマー

スペースドアーマーの横の装甲版はエッチングパーツとプラパーツの選択式になっているのですが、この位置に貼り付けると厚みはまるで分からないので、プラパーツでも十分ですね。工作のやりやすさを考えるとエッチングパーツを使う意味はまるでありません(^_^;)。

砲塔上面の予備履帯ラックはオマケで入っていた幅広の物に変えてあります。せっかく入っていたので使ってみたいですよね。

ラジコン送信機か?

ゲペックカステンの代わりになにやら四角い箱が砲塔の後ろに付いています。ボルグバルドに付いていたアンテナと同じアンテナが立っていることから、これがラジコンのコントローラーなんでしょうね。今ならラジコンのプロポは片手で持てるほどのサイズなのですが、当時はこんなにデカかったんですね。

アンテナの基部が銅線やプラ棒で作り替えてあるのは、パーツの出来に不満があるからじゃなく、単に無くしてしまったからです(+_+)＼バキッ!

どれだけ探しても出てこないので、しかたなくへたくそなりに自作してみました。なんか巻き線がヨレヨレです・・・(^_^;)

砲塔の中は中途半端に再現されていますので、ザックリと組み立てました。塗ってから組み立てないと塗り分けができないのですが、開けたハッチからはチラリとしか見えないので、塗り分けはザックリでもかまわないと判断しました。

キューポラの内側には窓がはまっていて、クリアパーツが用意されています。奥まっていてマスキングもしにくいので、一度クリアパーツを外して車体を塗装し、後から組み立て直すことにします。そのためキューポラは未接着です。

砲塔側面のハッチとキューポラのハッチもピットマルチという貼って剥がせる糊で軽くとめてあるだけにしました。別に開閉式にしたかったわけではないのですが、後からフィギュアを乗せたりしてジオラマとかを作りたくなったときに困らないようにする措置です。

これにて組み立てがほぼ完了しました。無くした部品をスクラッチしていますから厳密には素組みじゃないのですが、まぁ、キットの説明書に書かれている工程はこれで完了です。明日はもう少し追加の工作をしてみます。

(全作品完成まであと88)

プラモ日記