6号戦車(P)ポルシェティーガー その10 サフ吹き、影吹き、基本塗装
2013年9月9日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
マスキングとサフ吹き
塗装作業に入る前に仕上げまで完了している足回りをマスキングします。マスキングと言ってもメモ用紙を適当な形に切ってカバーしているだけですけどね。またこちらも塗装済みのペリスコープも忘れずにマスキングをしておきます。
マスキングができたらサフを吹きます。サフは金属パーツやエポパテでコーティングをした部分だけで、基本的にプラが成形色がそのまま出ているところは吹きません。だって同じ色ですからね。そうそう、金属部分はサフを吹く前にガイアのマルチプライマーを吹きました。
影吹き
自家製の影色(チャコールグレー)を使って影になる部分を黒くします。ダークイエローの車輌は影色が透けて見えるのでわりと効果的です。
基本塗装
基本塗装は3色を使います。基本のダークイエローに影色を混ぜた暗色で光が強く当たらない部分を塗装します。ご覧の様に全体のほぼ7割ほどを塗装します。
続いて中間色のダークイエローで残りの部分を塗装します。砲塔や車体の側面のように垂直に切り立った部分は暗色とグラデーションになるように意識しました。
最後に基本色にフラットホワイトを足した明色を砲塔やゲペックカステンの天板、エンジンデッキの後ろの方などの光の強く当たる部分に吹きます。
こうして写真で見ると単に光の当たり具合で明暗があるように見えますが、そうなってくれれば大成功です。実車の戦場写真を見ると太陽光の下での戦車の写真は影の箇所と光の当たる箇所で非常にコントラストが強くなっています。反射光が多く弱い影しかできない室内で見る場合は、そのコントラストの不足を塗装で補うというのがこの塗装方のねらいです。
(全作品完成まで あと89)
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