5号戦車パンターD型/パンタートーチカ その11 足回りの汚しと組み立て
2019年9月29日
Category : AFV ドイツTags : トーチカパンター
塗装まですませてあった車輪や履帯など足回りパーツと車体下部を汚してから組み立てます。ベルト式履帯を不自然にならないように垂れさせることができるかどうかが今日の作業のキモになります。
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車体下部の汚し
車体下部を汚します。アルコールで泥状に溶いたピグメントを塗りつけます。乾いたら余分を落して、アルコールをタラしてシミを作ったり、さらに粉を加えたりして汚します。ほとんど見えなくなるので、そんなに一生懸命になることはないのですが、ついついやっちゃいます。
車輪の汚しと組み付け
車輪を同様に汚して組み付けていきます。車体と違って車輪は外から見えるので、ちゃんと汚してやります。また転輪のゴムや誘導輪の履帯に当たる部分はアルコールを染ませた綿棒でピグメントを拭き取ります。ピグメントは拭いたぐらいではキレイに取れませんが、それくらいで丁度いいです。
転輪は一番奥と真ん中の列を接着します。一番外側は履帯をはめてから取り付けた方が作業性が良いので、後から接着することにします。起動輪を接着してしまうと履帯を入れることが出来なくなるので、起動輪は履帯と一緒に取り付けます。
履帯の汚し
履帯を汚します。今回はそれほどコッテリとは汚しません。乾いた地面を走って泥汚れが落ちちゃった感じをイメージしています・・・というか、これが一番楽ちんなんですよね(+_+)\バキッ!
履帯が地面と接する部分はエナメルのチタンシルバーをドライブラシしています。タミヤのチタンシルバーは渋い銀色なので履帯の銀ブラシに良く使います。
履帯の組み付け
履帯を隙間から押し込んで組み付けます。柔らかい軟式プラのベルト式履帯ですからできる芸当ですよね。堅い組み立て式の履帯ではシュルツェンステーの隙間から入れるのはなかなか大変な作業になると思います。少なくとも一番前のステーだけは履帯の取り付け後に接着じゃないと無理なような気がします。
履帯と起動輪をはめたら形を作ります。履帯を起動輪と第3転輪くらいで接着すると垂れ下がった部分が直線になってしまって不自然になります。そこで起動輪側では履帯が下向きに垂れる位置まで起動輪の歯に履帯を接着してやります。丁度手のイラストが指を指しているあたりですね。ここをしっかりと接着するまでティッシュを詰め込んで押さえてやります。接着剤が固まると、赤線のようにゆるやかなカーブで垂れてくれるはずです。
接着剤が固まったらティッシュを外して一番外側の転輪を接着します。向こう側は前の写真の様にわりと曲線で垂れてくれたのですが、こちら側は少し直線ぽくなってしまいました。もう少し起動輪の端で押さえ込んでやる必要があったみたいです。まぁ、シュルツェンを付けてしまえば結局は見えなくなっちゃうので、どうでもいいかもしれないんですけどね(+_+)\バキッ!
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