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5号戦車パンターD型/パンタートーチカ その4 車体細部の組み立て

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 468-4

車体細部の組み立て

車体に付くさまざまなパーツを作ります。OVMやエンジンデッキのハッチ類、そして車体横のシュルツェンです。このあたりにはかなりのディーテールアップポイントがあるのですが、今回はキットのまま素組みでいきますから、サードパーティ製のアフターパーツとかを使った追加工作はしません。

詳しくはつづきをどうぞ…

OVMラック

左側のOVMラック

車体側面に付くOVMラックを組み立てます。まずは左側です。ドイツ軍に限らずほとんどの戦車ではスコップなどのOVMの留め具は直接車体に溶接されているのですが、パンターでは鉄の枠にキレイにまとめ上げられています。これならばどの車輌もキッチリ同じ位置にOVMを簡単に取り付けることができます。

このラックには丸い筒が溶接されていてそこにシャックルとかを引っかけるようになっています。キットのままではこの筒の中が詰まってしまっているので、ドリルで穴を彫ってやりました。さらにシャックルを差し込んだ後、脱落防止用のピンを差し込む穴とピンを追加してやれば完璧です。ドラゴンのキットの中にはそのピンもちゃんとエッチングパーツで入っているものもありますが、今回はそこまではありません。

指のマークが示している筒には牽引ワイヤーを引っかけます。箱絵には牽引ワイヤーも描かれていますが、キットにはそのパーツは入っていません。手持ちで余分のアイ(牽引ワイヤーの端っこ)があれば作ってやるのもいいですよね。私は訳あってできませんけど(;^ω^)

右側のOVMラック

右側のOVMラックです。こちらも同じ様にパイプの穴を彫っています。消火器の写真で向かって右側の留め具が三角のブロック状になっているので、板2枚に見えるように中を彫り込みました。切り落としてプラ板で作り替えた方が簡単でキッチリできますよね。中央の四角い箱はジャッキ台です。この周りには履帯の交換時に使う細いワイヤーが巻かれているのですが、これも省略されています。自作するのもいいかもしれませんね。

予備履帯

予備履帯

予備履帯ラックを組み立てます。予備履帯は塗装してから取り付ける方がいいので、引っかけてあるだけです。予備履帯ラックの一番端には牽引ワイヤーを引っかける筒が溶接されています。

エンジンデッキ

エンジンデッキの組み立て

エンジンデッキのハッチなどを組み立てます。ハッチに付けられた手すりにはまだゲートの痕が残っています。手すりの様な細いパーツでゲート処理をすると破損してしまう恐れがあるので、このようにゲートを残したまま接着し、接着剤が固まってからゲートを処理します。

ラジエターの吸気口と排気口にはゴミ除けの金網が付くのですが、最近のキットにはめずらしく付属していません。ここは欲しかったですね。トーチカで予算を使い尽くしちゃったんでしょうかね。

シュルツェン

シュルツェンのステー

車体の側面にシュルツェンのステーを取り付けます。連結組み立て式の履帯の場合、シュルツェンステーを付けちゃうと履帯を取り付けることが困難になるのですが、フニャフニャの軟質プラの履帯ですから、シュルツェンステーがあっても潜り込ますことができます。たぶんね・・・

車体細部の組み立て

ステーの接着剤が完全に硬化する前にシュルツェンを取り付けてみます。ステーを傾いて接着してしまうと、シュルツェンをはめることができなくなりますからね。ここの仮り組みは重要です。

これで車体部分の組み立てが完了しました。次は砲塔を作ります。このキットにはパンタートーチカも入っているので、砲塔はまったく同じ物を2組作ることになります。パンターの砲塔は非常にシンプルなので、たぶん2ついっぺんに作る事が出来ると思います。

(全作品完成まで あと123)

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