1tハーフトラック3.7cm対戦車自走砲 その8 機関室の追加工作
2020年3月29日
Category : AFV ドイツTags : 3.7cmPak35/36Sd.Kfz.10
実車の写真と比べると機関室の中は余りにもスカスカです。再現されているのはエンジンとそれに直接くっついているエアクリーナーやキャブレターなどとラジエターくらいです。せっかく良くできたエンジンがついているのにこれではもったいないので、大きくて目立つパーツくらいは追加工作することにしました。なんとかそれらしく見えるモノを追加するわけですから、ディテールアップではありません。とても正確な再現とはいえませんからね。でもやらないよりは絶対カッコイイです。
詳しくはつづきをどうぞ…
機関室の追加工作
プラ棒やハンダ線でパーツを追加します。1.5mmのプラ棒はステアリングのロッドです、ハンドルの裏から出ています。その隣にもう少し細い棒があるようなので1.2mmのプラ棒を並べました。こちらはなんだかよく分かりません。
太い2mmのハンダ線は向かって上に伸びているのが排気管で外にあるマフラーにつながります。向かって右に伸びているのは冷却水のパイプでラジエターからウオーターポンプにつながります。冷却水のパイプはもう1本あるはずですが、たぶん下の方になるのでよく分かりません。
他にも何本か細いパイプやコードが出ているので、それらは0.6mmと0.3mmのハンダ線で追加しました。実車の写真ではこの何倍ものパイプやコードが出ていますが、そこはまぁ、ほんのちょっぴりだけ再現です。
なにやらロッドがエンジンの下に伸びているのもそれらしくプラ棒とプラ板で活かしています。またジャンクパーツからホーンを探して取り付けました。写真ではよく分かりませんが、ホーンから出ているコードもハンダ線で追加しています。
追加パーツの塗装
追加パーツは金属パーツにはメタルプライマーを下塗りしてから塗装しました。冷却水のパイプは連結部分のバンドを塗り分けないといけないので、一度外して塗装してから再度取り付けています。
ラジエターと機関室の隔壁をつないでいる補強の棒を最後に取り付けました。それほどたくさんのパーツを追加したわけじゃ無いのですが、スカスカだった機関室がそれなりに埋まりました。
これで機関室は完成です。次は足回りを組み立てます。車輪はできていますが塗装がまだですし、このキットの次の山場の履帯の組み立てが待ってます。ドラゴン(サイバーホビー)のドイツ軍のハーフトラックシリーズは大小にかかわらず可動式に履帯が組めるようになっています。小さな履帯のパーツを大量につなぐなんてなかなか骨の折れる作業ですね(;^ω^)
(全作品完成まで あと124)
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