ヤマハ・YZR500 その5 スイングアーム

ヤマハ・YZR500　その5　スイングアーム

2021年5月23日

Scale : 1/12 Maker : タミヤ Post : 485-5

戦艦扶桑は仕上げの工程に入る前に少し日にちを置いてチェックをしています。その間にYZR500の制作を進めることにします。実はサフ吹きを完了していよいよボディパーツの塗装を進めているのですが、乾燥待ちなどで時間がかかるわりに見た目の変化が少ないので、ボディの塗装は写真を撮りだめながら記事になるだけのボリュームになるまで保留にしています。その代わり、ボディの塗装と並行してスイングアームの組み立てと塗装を進めました。こちらも実は塗装やマスキング、更に塗り分け、組み立てと3日ほどかかる工程でした。そんなわけで、更新の日にちが開いてしまったのですが、その代わり一気に組み上がってきました。

詳しくはつづきをどうぞ…

スイングアームの組み立て

まずはスイングアームを組み立てます。スイングアームは左右を貼り合わせるのですが、貼り合わせ面に押し出しピンの跡とかバリがあったりで、それを整形したら接着面に少し隙間が空いてしまいました。もう少し丁寧に削らないといけなかったですね。仕方が無いのでパテで埋めてならします。他にもヒケが派手にあったのでこちらもパテで埋めます。さらにダンパーにも押し出しピンの跡がグリグリと残っていたので、こちらもパテ埋めです。これらは1日以上放置してから削りました。ラッカーパテは乾燥で縮むので十分に乾燥刺せてから削らないと削った後で縮まれちゃいますからね。

その他のパーツも切り出して整形しておきます。前輪もこの際ですから一緒に塗装したほうが手間が無いので準備しておきました。

ホイールの塗装

ホイールを塗装します。シルバーのプラパーツを真っ赤に塗ります。赤をキレイに発色させるために一度白いサフを吹いて真っ白にしてから赤を塗装しました。一緒にダンパーのスプリングも塗装しました。こちらも黒い金属製だったので、メタルプライマー、白サフを吹いてから黄色を塗りました。スプリングをつまんでいるクリップは手を離すと開くタイプで筒状のモノを内側からつかむことが出来ます。これは便利ですね。

スイングアームパーツの塗装

その他のパーツも塗装します。クリアにオレンジを混ぜろという指示の部分はメタリックオレンジと勝手に解釈して、シルバーを塗装した上からクリアオレンジを重ねています。塗装はエアブラシでザックリと塗っています。細部の塗り分けはこの後筆塗りで少しずつ進めます。

ダンパーの組み立て

ダンパーを組み立てて車体に取り付けました。実際のスプリングを使ってはいるのですが、ダンパーのシリンダーは固定なのでダンパーを動作させることはできません。ちょっと残念ですよね。

スイングアームとブレーキの塗り分け

スイングアーム、チェーン、ブレーキのパーツをそれぞれ塗り分けます。チェーンもブレーキディスクもメタルカラーではなく通常のMr.カラーを使っています。

ホイールの塗り分け

ブレーキやダンパーのパーツを塗り分けたり組み立てたりしているうちにホイールがしっかり乾いてきたので(また1日以上経ってます)、マスキングをして塗り分けます。リムの縁の部分だけクロームシルバーにするために、まずマスキングをしてから縁の部分にツヤ有りの黒を塗り、その上からクロームシルバーを吹き付けました。

クロームシルバーはエアブラシ専用のスーパーメタリックを使ったのでけっこうギラギラです。空気を入れるバルブを塗り分け、ブレーキディスクとタイヤを取り付けて組み立てました。

スイングアームの組み立て

パーツが整ったので組み立てます。スイングアーム、ブレーキ、ホイールをネジで貫通させて固定します。金属のビスで留めるのでしっかりしているのですが、マイナスネジの頭がそのまま残ってしまうのはちょっと・・・ですね。ここにかぶせるパーツでもあるといいんですけどね。

できあがったスイングアームをフレームに取り付けました。こちらもビスを使って固定するのでしっかりしていますし、さらにちゃんと上下にスイングします。ただ残念なのはダンパーが動かないってことですね。まぁ、1/12じゃしかたがないのかな。

ボディパーツの方は既に基本色の白を塗ってさらにマスキングをして2色目を塗る手前まで来ています。2色目のマルボロレッドは前にF-1のマクラーレンを塗ったときの残りがあるので行けると思っていたのですが、よく見たらそれはTS-36(蛍光レッド)でした。説明書で指定されているのはTS-31のブライトオレンジだったので慌ててヨドバシオンラインで注文しました。たぶん明日には届くと思いますが、届かなければ扶桑の仕上げに入ることにします。

(全作品完成まで　あと117)

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