ヤマハ・YZR500 その12 デカール貼り
2021年7月6日
今回はデカール貼りです。下地のオレンジがしみ出してこないようにクリアを1層吹いたのですが、それがしっかり乾いたころなのでデカールを貼り付けました。デカールは非常に古くて少し黄ばんでいたのですが、丸1日太陽光に当てて黄ばみを取りました。ただひび割れて弱くなっているのはいかんともしがたく、作業は慎重に進めることにします。
詳しくはつづきをどうぞ…
デカール貼り
デカールを貼る面にマークセッターを塗り、デカールを乗せていきます。古いデカールでなかなか台紙から剥がれないのですが、無理に剥がそうとすると割れるので、とにかく時間をかけて浮き上がってくるのを待ちました。デカールは台紙ごとキットに近づけ、そろそろとキットの上に移します。デカールが弱っているので横着はせずに、とにかく基本に忠実に作業します。デカールの位置が決まったら水気を吸い取り、中に貯まっている水分は平筆で優しくこすって外に出しました。
このカウリングの先の番号が書かれた部分は本当は赤く塗っちゃいけない場所だったのですが、うっかり塗ってしまっていました。後で気づいたのですがもう手遅れです。しかもタミヤのデカールは印刷はキレイなのですが、薄いので下地の赤が少々透けて見えます。これは痛い失敗です。ちょっとやらかしました。
もう一箇所大失敗があります。デカールの水気が少なくなったころにマークソフターをたっぷりと塗って密着させるのですが、その時にうっかりデカールに触れてしまいました。ソフターを塗ったデカールは柔らかく半分溶けた様な状態になっているので、指で触れたとこだけ剥がれてしまいました。ここは塗装で補修する以外にありません。ただマスキングをしたらデカールごと剥がしてしまうのでそれもやっかいです。とりあえず筆塗りでなんとかしてみます。
丸一日乾かしてから似た色を作って筆塗りで補修しました。よく見るとよれよれですし、少々色が違いますが仕方がありません。やっぱりいろいろとやらかします。でも完成まであと少しですからがんばります。
(全作品完成まで あと117)
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