チャーチルMk.3工兵戦闘車 その6 砲塔の組立て
2009年5月19日
Category : AFV イギリスTags : チャーチル
ペタード砲
チャーチルAVREの一番の違いは主砲として6ポンド砲の代わりに、ペタード砲が積まれたことです。この砲は敵の陣地や障害物を一撃で破壊するために大きな砲弾を撃ち出すことが出来る迫撃砲です。 重量が18kg(炸薬量11.8kg)の翼付きの砲弾を73m飛ばします。
砲の付け根が細くなっているのは、砲弾が砲塔内から出てくる訳じゃないためです。この写真のように砲身を90度上に向け、車体から手を伸ばして砲弾を込めます。通常の迫撃砲は砲身の先から砲弾を入れますが、ペタード砲は後ろから入れます。この方がやりやすかったんでしょうね。車体にはペタード砲に装填するためのスライド式のハッチが付いています。ここから砲弾を持った手だけを出すんでしょうね。
それにしても敵と交戦中に車内から砲弾をニュッとだして装填するなんて勇気があります。さすがは英国紳士たちですね。キットは可動式に組めないこともないのですが、強度が弱く、またバネを取り付けると伸ばした状態で固定できません。しかたがないので、この写真を撮影した後、伸ばした状態で固定し、バネを取り付けました。
組み立て完了
パーツ数が多く繊細なペタード砲が出来てしまえば砲塔は簡単なものです。細かなパーツを取り付ければできあがりです。砲塔横の荷物をつり下げるフックを銅線に置き換えました。ディテールアップはここだけです。
砲塔は内部を塗装するためにまだ接着してありません。いよいよ塗装作業に入ります。
(全作品完成まで あと60)
関連するコンテンツ
作品No.164の記事一覧
- イギリス歩兵戦車・チャーチルMk.3工兵戦闘車 Op.164 制作開始 (2009年5月6日)
- チャーチルMk.3工兵戦闘車 その3 影吹き、履帯の組立て、レジンパーツ洗浄 (2009年5月15日)
- チャーチルMk.3工兵戦闘車 その4 足まわりの塗装と組立て (2009年5月16日)
- チャーチルMk.3工兵戦闘車 その5 渡渉用ダクトの組立て (2009年5月18日)
- チャーチルMk.3工兵戦闘車 その6 砲塔の組立て (2009年5月19日)
- チャーチルMk.3工兵戦闘車 その7 サフ吹きと影吹き (2009年5月20日)
- チャーチルMk.3工兵戦闘車 その8 基本塗装とデカール貼り (2009年5月21日)
- チャーチルMk.3工兵戦闘車 その9 フィギュアの組立てと荷物 (2009年5月22日)
- チャーチルMk.3工兵戦闘車 その10 ウエザリング (2009年5月24日)
- イギリス・歩兵戦車チャーチルMk.3工兵戦闘車 その11 完成!! (2009年5月25日)
コメントを残す