パンターA初期型 その6 足まわりの塗分けとデカール貼り
2010年2月24日
足回りの塗り分け
戦車プラモの塗装で一番の面倒がこの部分ですよね。春先の東部戦線なんかで足回り全体が真っ黒ベチャベチャならまったく塗り分けの必要がないのですが、おいそれとその手も使えませんので、ここはキッチリと塗り分けます。
そうはいっても見えないところまで律儀に塗る必要は無く、裏側なんかは半分も塗っていません。表側もこの外にもう一列転輪が付くため、影になる部分はかなり手抜きをしています。
こうしてみると、上に乗っている右側ですが、すこし長めで弛みが大きいですよね。でも誘導輪の位置が変更できないので、1枚抜くとパッツンパッツンになってしまいますから、しかたがありません。
VIVA!カルトグラフ
いや~、すばらしいですね、カルトグラフのデカール。 キットに付属のデカールは砕け散ってしまったので、手持ちの在庫から同じ色と形の番号を探してきました。白地に赤はわりと普通なのですが、今回は左右だけでなく、砲塔の後ろにも必要になりますから、3組の同じ数字となるとこれだけしかありませんでした。
しかしさすがはカルトグラフ製品です。ちょっと地厚なので最初は浮いた感じがするのですが、マークソフターをたっぷり塗って乾燥させれば次第に凸凹の表面に密着してくれます。今回は半乾きの状態でもう一度マークソフターを塗り、さらに押しつけました。するとこの通り、完璧なまでに貼り付いてくれました。シルバリングもまったくわかりません。
砲塔裏側の扉にかかる複雑な面にもピッタリと密着してくれました。半乾きの時にデザインナイフでそっと切り離してやればこのとおりになります。
デカールですから、表面がつやつやです。1日放置してからつや消しをオーバーコートしましょう。デカールの乾燥は3日ほど置いた方がいいらしいのですが、AFVの場合は1日も置けば大丈夫でしょう。いつもそうしてますからね。
(全作品完成まで あと68)
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