パンターA後期型 その6 基本塗装と迷彩塗装
2010年8月28日
基本塗装
基本塗装をします。いつもの自家製ダークイエローを使います。A後期型は1944年の年初から春先にかけて作られました。ドイツ戦車のダークイエロー(ドゥンケルゲルプ)の原料となった鉱物はフランスで取れたので、ドイツが電撃戦でフランスを手に入れてからはドイツ戦車の基本色となりました。
一方連合軍がフランスを解放したのはその年の8月のことですから、まだまだダークイエローは潤沢にありました。まぁそんなわけで、パンターA型の基本塗装は質の良いダークイエローと言うことになります。
ちなみにフランスを失ったドイツ軍は次第にダークイエローが底をつき、基本色をオリーブグリーンへと変更します。また、その後塗られたダークイエローも非常に質の悪い物だったそうです。
三色迷彩
続いて三色迷彩です。 くるくる回る転輪は迷彩を施すとかえって目立つ当理由で原則として迷彩は施されませんでした。そんなわけで足回りをマスキングして迷彩塗装を施します。
この上から白で冬季迷彩を塗るのですが、下地の三色迷彩が透けるようにしたいので、今回はコントラストを強く取ってみました。要はちょっと濃いめということですね。
模様は大きめの雲型の迷彩です。これも透けたときにわかりやすくという狙いもあります。
(全作品完成まで あと77)
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