4号戦車砲塔搭載ベルゲパンター その11 細部の塗分け
2013年2月7日
スミ入れ
デカールが乾いたらスミイレの準備として全体を半ツヤのクリアでコートします。デカールの下地に部分的にツヤ有りクリアを塗っているのでツヤを統一するという意味もあります。半ツヤをコートするのはスミ入れ塗料が平面に残りすぎないようにするためです。
スミイレはAKインターラクティブのスミ入れ専用塗料のウオッシュを使います。筆でスミイレをする箇所に流していき、乾いたら専用の溶剤を染ませた平筆で拭き取ります。全体を
スミ入れ塗料が乾いたらスミイレを保護するために今度はツヤ消しクリアを吹きます。このときのツヤ消しを吹く量で仕上がりのツヤの程度が決まります。戦車はあまり強いツヤ消しにしない方がそれらしいですよね。
雨だれ表現(ストリーキング)
ツヤ消しコートが乾いたら次は雨だれを入れます。今度は平面に少し塗料を残しますからツヤ消しのザラザラの表面が効いてくれます。
雨だれにはAKインターラクティブのストリーキンググライムを使います。先ほどのウオッシュに比べると少し濃度が濃いようです。これを筆で適当に重力方向に筋を入れるように描きます。
ストリーキングもちゃんと乾いてから専用溶剤を染ませた平筆で拭き取ります。今度は全部拭き取っちゃダメですよ。どことなく残っている感じです。いいかげんな雑巾がけの要領ですね。得意です(+_+)\バキッ!
細部の塗分け
細部を塗分けます。このタイミングで行うのは度重なるクリアのオーバーコートでツヤが車体と同じになっちゃうのを防ぐためです。
OVMの金属部分はメタルカラーのダークアイアンで塗装し、さび色のピグメントを塗って、堅めの筆でこすってピグメントの余分を落とすのとメタルカラーの金属光沢を出しています。
木の部分はアメリカーナ(トールペイント用水性アクリル塗料)のトラッド・ロー・シェンナです。木の色としてはタミヤ指定のレッドブラウンやクレオスのウッドブラウンよりも好きです。ホントにこんな色かどうかは知りませんけどね(^_^;)。ワイヤーカッターの柄だけはエボナイト製なのでツヤ有りのブラウンです。
排気管はどうやらあんまりサビサビにはならないらしく、激しく錆びさせるのは模型雑誌の作例の影響らしいということを聞きましたので、錆はそうとう控えめにしてあります。
砲塔のシュルツェンやハッチも取り付けます。ペリスコープに貼ってあったマスキングテープもはがしました。いよいよ形になってきましたね。もう少しで完成です。
あっ、作りかけのフィギュアを忘れてました(^_^;)
(全作品完成まで あと89)
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