イギリス・6ポンド対戦車砲 空挺部隊 / 1/4tトラック Op.361 制作開始
2015年2月23日
Category : AFV イギリスTags : 6ポンド砲ジープ
オードナンス・QF6ポンド砲は6ポンド対戦車砲とも呼ばれ、イギリス軍の中心的な対戦車砲です。イギリス軍では大砲のサイズを砲弾の直径で呼ぶ他国とは違い、砲弾の重さで呼んでいたため、6ポンド砲と呼ばれました。
ちなみに口径は57mmで、口径長は43だったので2.5mほどのサイズとなります。ドイツ軍の5cmPak37と同程度の砲ということです。
この6ポンド対戦車砲はタイガーやパンターなど重装甲の戦車を打ち抜くには厳しかったのですが、重量が1140kgと軽量だったことから空挺部隊などで使われました。今回作るのはそんな空挺部隊で使われた6ポンド対戦車砲です。
キットはブロンコ製の1/35で、一緒に 1/4tトラック(いわゆるジープです)と空挺部隊のフィギュアが6体付属してきます。箱絵やキットの内容をみると、まるでジープとフィギュア達が主役のように見えますが、製品名は6ポンド砲ですからね。私もそれに倣います。
チョイと前にドイツ軍の巨大な8.8cm砲を引く巨大ない8tハーフトラックのキットを作ったのですが、こんどは小さなポンド砲を引く、小さなジープのキットです。でもどちらも乗員で満員ってとこは同じですね。
実際の制作記はつづきをどうぞ…
シャーシの組立て
まずは1/4tトラックから組み立てます。それもシャーシを組み立てます。ジープはタミヤ、ドラゴンで作ったことがあるのですが、ブロンコは初めてです。タミヤは古いキットなので少々物足りないのですが、ドラゴンは精密さと作りやすさで結構良いバランスかと思います。
今回こだわり派のブロンコなんですが、作ってみていろいろとビックリです。ここまでやらなくても良いのにと思うほどのパーツ分割で、なかなか作るのに骨が折れます。
エンジンです。完成後はほとんど(まったくかな・・・)見えなくなるにもかかわらず、結構なパーツ数をさいてくれています。これでもまだタイミングベルトや冷却ファン、エアクリナー、バッテリーなどいくつものパーツが付いていない状態なんですよ。
これだけ細かなパーツばかりですが、パーツの精度は非常に良く、位置が合わないという問題はありません。ただ、ホントにパーツが小さく、取扱が大変です。
鋼板を曲げて作られたフレームもしっかり再現されています。くねくねとした排気管もちゃんと位置が合ってくれます。
ドラゴンなら小さなジープですから1日で車輌の組立てくらいは完了するでしょうし、タミヤなら、ジープと大砲まで行けちゃう気がしますが、ブロンコではここまでです。これは思ったよりも長く遊ばせてもらえそうですね。
(全作品完成まで あと99)
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