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マクラーレン MP4/6 ホンダ その13 フロントサスペンション(2)

Category : 自動車

Scale : 1/12 Maker : タミヤ Post : 487-13

フロントサスペンションの制作

フロントサスペンションの続きです。アッパーアームとダンパーを取り付けます。また説明書の順序通り、コクピットまわりも仕上げました。

詳しくはつづきをどうぞ…

ペダルのシリンダーとタイロッド

ペダルのシリンダーとタイロッド

行程を進めるためにまずはモノコックのノーズ部分を組み立てる前にペダルのシリンダーとタイロッドを仕込みます。どちらもタイロッドの棒の部分以外は完成後は全く見えなくなるのですが、一応塗装指示通りに塗っています。正直シリンダーは作らなくてもまったく見えなくなるので良いのですが、せっかくなのでちゃんと塗装して組み立てました。

モノコックのノーズの組み立て

ノーズを接着しました。中は全く見えません。タイロッドはステアリングを回せばちゃんと左右に動きます。ただし切れ角は非常に小さいです。F1って小回り効かないんですね。

ダンパーの製作

ダンパーの製作

ダンパーを作ります。それぞれのパーツは予め塗装しておいてから組み立てます。全てネジ留めで頑丈なうえ、しっかりと可動します。

ダンパーユニットとアッパーアームの組付け

ダンパーの組付け

ダンパーユニットとアッパーアームを車体に組付けました。それぞれのアームの付け根の部分は上下に動けるようにしっかりとは締め付けていません。これでフロントサスペンションは出来上がりです。

ロールケージ

ロールケージ

ロールケージを作ります。このキットではロールケージは1発抜きの1パーツで作られています。そのため側面に並んでいるリベット(ボルト?)は金型の抜きの関係でまるではなく赤いイラストの様にカマボコ型をしています。カウルを乗せれば見えなくなる箇所ではありますが、カウルを外せば目立つ箇所なのでなんとかします。最初は丸く削ってみようかと思ったのですが、全部切り落として付け直すことにしました。

ロールケージ

最初はWAVEのリベットセットを使おうかとも思ったのですが、これだけ小さなサイズは手持ちに無かったので、0.4mmのプラ棒をスライスして作ることにしました。適当な長さにカットしたものの中から使えそうな長さになったものだけを選んで貼り付けています。両側で10個必要になるのですが、実際には20個ほど切り出しています。

ロールケージ

塗装して取り付けました。ちゃんと丸くなっています。良い感じです。簡単な作業ですし、費用もいくらもかかりません。なんなら伸ばしランナーでしても良いかもしれません。追加工作としてはおすすめですね。

デカール貼り

ついでにデカールを貼り付けます。FiAのデカールはシルバリングが酷いので、後から周囲を切り取ることにします。Shellのデカールは説明書のこのページではこちら側だけの指示ですが、後で反対側も出てくるので、ここで貼ってしまいました。

インパネ

インパネ

インパネを塗装して取り付けます。メーターはデカールです。写真の腕が悪くてピントが手前になってしまっていてすみません。

フロントサスペンションの制作

これでモノコックの中心部分は出来上がりです。次回はアップライトを作ります。箱の中を見るとパーツもずいぶんと残り少なくなってきています。そろそろカウリング(ボディ)の塗装の準備を進めた方が良さそうです。1/24ではまっさきにボディを塗装して、その乾燥待ちにエンジンやシャーシを作るのですが、今回はカウリング以外もかなりの作業量なので、ここまで説明書通りに進めてきました。

2021年の更新もここまでです。最近ではなかなか製作もプラモ日記の更新もままなりませんが、気長にお付き合いいただきありがとうございました。来年もまたこんなペースでボチボチと進めていくことになりそうです。この冬から制作環境も大きく変わり、今までよりも手狭になったのですが、塗装ブース以外はすべて引っ越し完了です。塗装ブースは今まで通りなのですが、春にはより大型の塗装ブースになる予定です。

実は長女が5年前にわたしの会社(IT関係です)の一部門として模型(食品サンプル)製作の会社を立ち上げまして、なんとか軌道に乗ってきたので塗装ブースを一機新設することになり、場所を明け渡さなければならなくなったため、いっそのこと私のプラモもそこで塗装することになっちゃいました。多少不便にはなりますが、プラモ用の塗料以外は会社の経費で落ちるので(オイオイ)、それもありかな・・・ってとこです。

今年もいろいろとお世話になりました。来年もプラモ日記をよろしくお願いします。

(全作品完成まで あと115)

 

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“マクラーレン MP4/6 ホンダ その13 フロントサスペンション(2)” への6件のフィードバック

  1. tomboy07 より:

    根生さん

    新年あけましておめでとうございます。

    昨年は色々楽しませて頂きました。
    又、アドバイスも頂き、有難うございました。

    本年もよろしくお願い致します。

    • 根生 より:

      tomboy07さん
      新年明けましておめでとうございます。
      返事がめっちゃ遅くなってすみませんでした。お正月は子ども達が帰省してきたり、親戚の行事とかが盛りだくさんでなかなかパソコンの前に座れませんでした。
      こちらこそいろいろと教えていただいて助かりました。
      今年もまたよろしくお願いします。

  2. tomboy07 より:

    根生さん

    今晩は。

    お気になさらないで下さい。

    私もご同様、子供や孫が来て、パソコンには触れない状況でした。

    根生さんが手を加えられたロールケージ、私はそのまま組んでしまいましたが、根生さんに倣って手直ししました。
    接着済みでしたので取り外しましたが、タミヤのエナメルシンナーが便利でした。
    筆で接着部分に塗りつけて、暫くしてから力を加えると綺麗に取れますので、ちょくちょくミスする私の救世主(笑)です。

  3. tomboy07 より:

    根生さん

    今晩は。

    少し進んで、シャシー底板の組立まで進みました。

    アルミシートを張るのは、難しいでした。
    左右を一体で貼るよう指示がありますが、自信が無いので、左右、二つに切り分けて貼りました。
    一方はうまく貼れましたが、他方は何回も貼り直したので、表面フィルムが浮き上がってしまい失敗でした。
    仕方ないので、百均ぼアルミテープで代用しましたが、厚みが薄いためか微妙に違いがありました。
    でも、この辺で手打ちとしました。
    楽しいですが、中々難しいです。

    • 根生 より:

      tomboy07さん、こんにちは。
      たしかに左右は別々で貼っても問題無いですよね。エンジンの真下は貼って無くても見えませんからね。それよりも縁が立ち上がっている部分がやっかいですね。曲線になっているのでシワを付けずに貼るのは難しそうです。

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