ポルシェ・911ターボ ’88 その2 クリアコート
2019年6月23日
ポルシェ911のボディの塗装をしてから2週間ほど経過したので次のクリアコートに進みます。しかも梅雨の合間の晴天ですからね。今日が塗装のチャンスです。でもやらかしました・・・(;´Д`)
詳しくはつづきをどうぞ…
ボディの研磨
クリア層を吹く前に銀色の塗膜を平滑にしようと思いペーパーがけをしました。ところが銀塗装て研磨できないんですね。ペーパーをかけたらどんどんくすんでいきます。しかたがないのでそのままコンパウンドも掛けてみましたが、艶が出ないまま塗料が剥げてしまいました。くすんだ銀塗装の下から剥げたプラの下地が見えるのですが、そこはもうツルツルでクッキリと照明が映り込んでいます。
どうも銀塗装は研磨できないようです。そういえば以前銀色の車を作ったときも、銀塗装のうえからそのままクリアを吹いたんですよね。
再塗装
そんなわけでもう一度塗り直しです。銀色は隠蔽力が強いので、表面を平らにしてやれば薄く塗ってもちゃんと発色してくれます。そこで今度は研磨した上から銀が均一になるところまで塗装し、そのまま乾燥させました。シルバーはとっても簡単に均一に吹けます。これで止めておくのが正解ですね。
クリアコート
シルバーは塗膜が薄いのですぐに乾いてしまいます。特に今日のような天気の良い気温の高い日は早いです。でも1時間ほど扇風機の風を当ててしっかりと乾かしました。
次にキズのつきやすい銀塗装を保護するためにもすぐにクリアでオーバーコートします。最初は濃いめのクリアを使って薄く塗り重ねていきます。一気にべちゃべちゃにしちゃうと下地の銀塗装を侵してしまいますからね。ここは慎重に進めます。
塗膜がある程度できたら、普通に溶いたクリアを高い圧力で一気に吹き付けて塗膜を厚くしていきます。最初は乾燥の早いラピッドシンナーを使いましたが、今回は表面が平滑になるリターダー入りのシンナーを使っています。
最後にシンナーで倍くらいに薄めたシャビシャビのクリアをベッチョリと吹き付けます。垂れないように注意しながらビショビショに濡らします。塗れた塗料は表面張力で平らになるので、乾いても艶めかしいツヤが残ります。
よく見ると表面はツヤツヤですが、蛍光灯の反射は微妙に波打っています。表面張力だけではこれくらいが限界です。蛍光灯がクッキリと反射するようにするためには最終的な研磨が必要です。シルバーは研磨できませんが、クリアはできますので、それに期待しましょう。ここでまた2週間ほど乾燥待ちです。
(全作品完成まで あと124)
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