日本海軍・戦艦扶桑 1941年 その10 細部の塗り分けと組み立て
2021年5月16日
大砲の防水キャンバスやサーチライトのレンズ、煙突の先など各部を塗り分けながら組付けました。これで大きなパーツはほぼ組み付けが完了しました。
詳しくはつづきをどうぞ…
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副砲の防水キャンバス
扶桑の船体の周囲にはずらりと大砲が並んでいます。ずっと昔の戦艦では船体の横に大砲をずらりと並べるのは普通だったのでその頃の名残のような感じです。巨大な回転砲塔を搭載するようになってこのタイプの副砲は不要になったんでしょうね。今では回転砲塔すら不要になっちゃいましたけどね(;^ω^)
もともと扶桑には片側8門ずつ16門の副砲があったのですが、一番前の2門が取り去られて14門になっています。キットの砲身には防水キャンバスが一緒にモールドされているのでこれをツヤ消し白で塗り分けました。
艦首の菊のご紋
帝国海軍のシンボルの菊のご紋です。エナメルのゴールドリーフを筆塗りしました。金色はMr.カラーのゴールドは色味が嫌いなのでいつもタミヤエナメルを使います。タミヤの水性アクリルのゴールドは粒子が粗くてザラザラしているのでこちらもちょっと・・・です。よく見ると少し塗り足りないところがあります。ここまで拡大すると分かっちゃいますね。
艦橋
大きな構造物を前から順番に塗り分けながら取り付けて行きます。まずは艦橋からです。艦橋にはサーチライトがあるのでレンズ部分はシルバーで塗りました。また2連装の対空機関砲の砲身は黒鉄色で塗り分けています。艦橋の窓はツヤ有りの黒で塗り分けます。ザッと塗ってから窓枠を再度軍艦色で塗ります。レジンキットはモールドがクッキリと深いのでこのような塗り分けが非常にやりやすいです。ホント、上手になったかと錯覚してしまうほどです。
艦橋の左右には遠方の艦に自分の向きを知らせるための赤と緑のライトが付いています。これは現代の船にも付いています。これが無いと夜間の航行はできません。ちなみに飛行機にも同じ色で付いています。飛行機の時もそうなんですが、どちら側が赤だったのかすぐに忘れちゃていましたが、友人から覚え方を教えてもらってからはもう間違えません。
左が赤です・・・左だけに(解説は必要ないですよねwww)
煙突
次は煙突です。煙突の先はツヤ消し黒で塗られているので、塗装図を見ながらそれらしい位置まで黒で筆塗りしました。あと煙突の両脇に対空機関砲を乗せた建物が付くのでこれも別で塗装して取り付けました。
後部艦橋
後部艦橋もマストの上部を黒で塗ります。こちらには小さな機関砲もサーチライトも無いのでその辺の塗り分けは無いのですが、艦尾信号灯が付いているのでそのレンズ部分を塗りわけました。下地にシルバーを塗ってからクリアグリーン、クリアレッドで塗装しました。
主砲の防水キャンバス
主砲の防水キャンバスを塗り分けました。数が多いのでちょいと手間がかかりました。主砲はもう少し先で接着するつもりなので乗せてるだけです。
これで主要なパーツはほぼほぼ乗せることができました。日本海軍初の超弩級戦艦扶桑が姿を現しました。増築増築で複雑怪奇になった艦橋の違法建築っぷりがなかなかカッコイイですね(笑)。実際には足が遅かったりで実用にはまるでならなかったダメ戦艦だったようですが、これだけ主砲塔が6基もあり、副砲も周囲に14門と大砲だらけの姿は一見強そうに見えます。
ここまでくると完成は間近ですね。次はクレーンやカタパルトなど残っている艤装を塗装して取り付けます。あと艦載機や艦載艇なんかも塗らないとね。
(全作品完成まで あと117)
今日ネットを見ていたら来月タコムから1号戦車B型が発売になることを知りました。Amazonで3800円くらいでしたから、今回のズベズダのキットとカステンの可動式履帯を合わせたくらいの価格です。しかもエッチングパーツが付いているようですし、なんたって最新の金型のキットですからね。もしかしてこのためにズベズダのキットが投げ売りされていたのかもしれませんね。こうなったらタコムのキットが出る前に完成させちゃわないとさらに辛い思い(大げさ)をすることになるので、扶桑が完成したらすぐに1号戦車に取りかかった方がいいかも・・・なんて思ってます。
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左が赤!
これはもう忘れようと思っても…
大変参考になりました。
うーさん、こんにちは。こめんとありがとうございます。
でしょ、でしょ!
こんなの覚える以前の問題ですよね。左は赤!もう当たり前の世界ですよね。
なのになぜ道路にある信号機は右が赤なんだろう・・・ぜひ改善してもらいたい。