日本海軍・戦艦扶桑 1941年 その8 塗装
2021年5月9日
ヨドバシカメラからは塗料がとっくに届いていたのですが、平日はなかなか手を付けられず、この週末に塗装作業に入りました。艦船模型の細々とした甲板の塗り分け作業はいろいろなやり方があると思うのですが、私は先にエアブラシでザックリと塗り分け、その後筆塗りでリタッチして仕上げる方法をとることが多いです。1/350などの大きなサイズのキットの場合は真面目にマスキングをすることもあるのですが、1/700はもっぱらこのやり方です。今日のところはまずはエアブラシでの塗装までです。
詳しくはつづきをどうぞ…
呉海軍工廠グレイ
まずは軍艦色で塗装します。昔は軍艦色といえば日本海軍用とアメリカ海軍用の2種類だったのですが、最近では建造された造船所ごとにカラーが発売されています。それが結構色味が違うのでやっぱり買いそろえちゃいます。扶桑は呉の海軍工廠で作られたのでタミヤのLP-12呉海軍工廠グレイで塗装しました。従来の軍艦色に比べるとかなり明るい印象です。もともとレジンキットはモールドがハッキリしているのですが、影色のサフを使ったこともあり、ゴチャゴチャとしたモールドがくっりりと見えています。
甲板の塗装
続いて甲板を塗装します。タミヤのLP-16木甲板色を使います。マスキングをしないのですが、真上から吹き付けるので側面にはあまり塗料が付きません。もちろん全然吹きこぼれが無いわけじゃないので筆でのリタッチは相当必要です。
艦尾の艦載機を乗せる甲板はリノリウム製なのでここはタミヤのLP-17リノリウム甲板色を吹き付けました。実は順番が逆で先にリノリウムを塗ってからベージュを塗りました。
このまましっかり乾燥させます。ラッカー系塗料はちゃんと乾けば上から重ね塗りしてもよほどゴシゴシしなければ下地の色が溶け出すことがありません。重ね塗りが出来ます。ですから1日以上ちゃんと放置して乾燥させます。
(全作品完成まで あと116)
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