パンターD型 その7 足まわりの塗装
2007年2月26日
いくらロコ組みが塗装がしやすいと言っても結局は比較の問題で、履帯と転輪のゴム部分、そして金属部分の塗り分けはかなりしんどい作業になりました。いつもやってて思うのは、やっぱりカステンの可動式履帯にすればよかったかな、とか塗ってから組み立てても良かったかな、とか考えてしまいます。
しかし、明けない夜が無いように、どんなに大変さ作業であってもいずれは終わります。というか、いい加減いやになって終わらせてしまいます。(+_+)\バキッ!
塗装の順番は、最初にクレオスのメタルカラーのダークアイアンをエアブラシで履帯部分に吹き付けていきます。非常に良く伸びるのと、隠蔽力が強いのとでごく少量で塗装できます。起動輪の奥は塗料が届きにくいので念入りに塗装します。
次にタミヤの水性アクリルのダークイエローをエアブラシで転輪、起動輪、誘導輪に塗っていきます。当然履帯にも付いてしまうのですが、後で筆で修正するので気にしません。それならば、先に履帯を塗らなくてもと思いますが(最初は私もそうしていました)、実は奥の方は筆が入らないので塗れないのです。同じ塗り残しで残るなら、色の黒いダークアイアンの方が目立たないため、とりあえず奥の方はダークアイアンを根性で塗りつぶし、その上から届く範囲でダークイエローを塗り重ねます。
次はタイヤブラックでゴム部分を塗っていきます。これが一番面倒な作業になります。イライラしても始まりません、自分の腕の未熟さが故ですから、何度も休憩を挟みながらボチボチと進めていきます。これが一番時間がかかりました。
最後にもう一度ダークアイアンでタッチアップしていきます。これでできあがりです。ここまで来ると、履帯の外側は手でなんども触っていますから、メタルカラーをティッシュとかで磨いたのと同じ効果が現れピカピカになってきます。この写真の履帯も別に銀ブラシをしたわけではありません。塗装作業でさわっているだけで金属光沢が現れてきます。なんて便利なんでしょうね。
車体の足回り周辺、フェンダーの下側、シュルツェンステーの裏側、そしてシュルツェンの裏側まで塗装しておきます。これで役者が揃いました。次はウエザリングですね。
(全作品完成まで あと11)
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