日本海軍・第1航空戦隊航空母艦加賀 Op.422 制作開始
2017年7月15日
真珠湾攻撃など太平洋戦争の序盤に華々しく活躍した日本海軍の機動部隊の一翼を担ったのが第1航空戦隊で、最も優秀なパイロット達を擁していたと言われているそうです。その第1航空戦隊は太平洋戦争開戦時には赤城と加賀を中心に駆逐艦が随伴しました。駆逐艦は空母を潜水艦から守るだけで無く、着艦に失敗した航空機の救助も担っていたようです。キットの箱絵にも後の方に駆逐艦が描かれています。
キットはこの赤城と加賀の2艦セットです。この箱絵のようなジオラマが作りたくて随分前に買った物です。オモシロイのは甲板が全部デカールで表現されている点で、全部を軍艦色で一気に塗ってからデカールを貼れば空母になるっていう段取りです。お手軽ですよね。空母2艦を一気に作らないと行けない場合この手軽さはありがたいです。
今回はジオラマにするということで艦そのものにはそれほど手をかけません。エッチングパーツなどは一切使わずに、キットの中味だけで作ります。そのかわり海面を作ってジオラマにします。余力があれば駆逐艦も沿えようかと思っています。完成の目標は8月末です。行きつけのプラモ屋さんのモケモケさんで水物の展示会があり、その提出期限が8月末なんです。がんばらなくっちゃ。
まずは加賀から作ります。詳しくはつづきをどうぞ…
船体の組み立て
まずは船体を組み立てます。左右に分割された船体のパーツを貼り合わせ、底をしたから貼り付けます。けっこうなサイズです。
薄っぺらい船体の船艦や巡洋艦と違い背の高い空母はガランドウの部分が大きくなっています。そのため中には左右を支える支柱がたくさん入っています。これだけ入っていれば変形の心配はありませんね。
船底にはウオーターラインシリーズから続いている鉄の板の重りが仕込まれます。別に入れなくても良いとは思うのですが、せっかくなので入れちゃいました。ベースにネオジム磁石で仕込んでやれば付けたり外したりできるかも・・・ですね。
ヒケの処理
ここは艦尾の艦載艇を乗せているデッキです。裏側に桁が細かくモールドされているため、表面は凸凹に引けていました。ボートの台があって削りにくいのですが、なるべく目立たないようにヒケを削りました。
艦首は奥を塗ってから組みたて
艦首の部分は奥の方が組立て完了後に塗りにくくなりそうなので、先に奥の方だけ塗装してから組みたてます。また5角形のパーツは足を付けて下の甲板に乗せるのですが、6本の足全部がキッチリとダボ穴に入れるのが困難だったので、前の2本をのぞいてダボを切り飛ばして接着しました。奥の方は少しぐらい歪んでいても分かりませんからね。それよりもキッチリ水平に組み付けることの方が大切です。
まだ何も付いていませんが、なかなか立派です。やっぱり加賀は大きいですね。空母は甲板の上は極力何も無いように作られていますから、ほとんどはこの船の両サイドにゴチャゴチャと付くようです。次は飛行甲板を支える支柱を作ります。
(全作品完成まで あと106)
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店長ごめんね~行けて無くて。
近々買いに行きます。待ってて下さい。