38(t)対空戦車ゲパルトL型 その20 ウエザリング
2019年10月29日
Category : AFV ドイツTags : 2cmFlak3838(t)戦車ゲパルト
いよいよ戦車の形になったので仕上げの工程に入ります。私はせっかちで飽きっぽいのでこのあたりまで来るともうすでに次の作品に心が移り始めているので、いつも手軽にチャッチャと済ませてしまいます。でも、あまり時間をかけなくてもこれくらいにはなるってことで参考にしてもらうこともできるのかなって前向きに考えています(+_+)＼バキッ!
詳しくはつづきをどうぞ…
OVMの仕上げ
OVM(車載工具)を仕上げます。金属部分にはMr.メタルカラーのダークアイアンが塗ってあります。メタルカラーはこすると表面の泥状のものが取れて下から金属光沢が出ます。ですからメタルカラーにエナメル溶剤で泥状に溶いた錆色のピグメントを塗り、こすって落すとこんな感じに仕上がります。鈍い金属光沢にうっすらと錆が浮いた状態です。持ち手の木の部分はウエザリングカラーで汚しています。さらに汚したいときはエナメルでドライブラシなんかもいいですよね。
予備履帯
予備履帯もOVMと同じ様にメタルカラーの上からピグメントを塗って、これをこすって仕上げます。奥まった所とかの錆がたくさん浮きそうなところにピグメントを残します。強くサビさせたいときは錆色を調合するときに赤茶色を多くしています。今回はほどほどにサビさせています。
排気管
排気管も同じ様にしていますが、下地の色がメタルカラーではなくマホガニーです。熱で変色して金属光沢はすっかりなくなっているというイメージです。車体横のルーバーから覗き見えるので、先に仕上げてから取り付けています。つないだところは接着剤でピグメントが取れちゃいますから、もう一度塗っています。排気管の先っぽは黒のピグメントを少し塗っています。
チッピング
人の手が良く触れる場所やぶつけそうな場所にチッピングをいれます。エナメルの焦げ茶色を作って(ジャーマングレーとハルレッド)スポンジにつけてスタンプします。エナメルなのでつけすぎたらすぐに溶剤で拭き取れるので、失敗しても大丈夫です。
戦闘室の防盾の縁などのように特に人の手の触れる箇所にはチッピングを多くいれるのですが、さらに鉛筆を塗って金属光沢も出しています。
これでほぼほぼ完成なのですが、次回もう少しだけ手を入れて完成とします。けっこうかかりましたがもう少しです。
(全作品完成まで あと126)
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