スピットファイアMk.9c その11 塗装
2010年4月14日
Category : 飛行機Tags : イギリス空軍スピットファイア
塗装開始
いよいよ塗装開始です。用意した色はタミヤがこのキットに合わせて発売した専用カラーです。XF-81 ダークグリーン2、XF-82 オーシャングレイ2、XF-83 ミディアムシーグレイ2です。当然全て水性アクリルですが、これをリターダー入のラッカー溶剤(クレオス)で溶いて使います。リターダーを入れると乾燥に時間はかかりますが、 仕上がりはなめらかになります。
飛行機の場合翼の付け根のようにハンドピースの先が近づきにくい場所を塗ると、ハンドピースとキットの距離が長くなり、空中で塗料が乾いてしまって、ざらざらになることがあります。零戦を塗った時はその辺りが紙やすりの表面のようになってしまいました。そこでリターダー入溶剤の出番です。これを使い、さらに距離があまり開かないように注意すればキレイに塗ることができます。
写真を撮るのを忘れましたが、とりあえず、下面色のXF-83 ミディアムシーグレイ2で下面を塗装しました。そして乾燥後にマスキングです。大量のマスキングテープを使って、下面前面をマスキングします。
ホントの事を言うと、この段階の写真も撮り忘れており、この写真の状態ではすでに上面の色が塗られています。
上面の塗装
この前の写真ですでに塗られているのですが、一応…上面を塗装しました。塗装色はXF-82 オーシャングレイ2です。さきほどのミディアムシーグレイ2よりはちょいと濃いですね。 リターダー入の溶剤が良く効いていまして、表面はツルツルです。
重ね塗りをする迷彩色のグリーンの発色を統一する為に、グリーン部分も全部塗っておきます。半分ほどグリーンになるのですが、ここで塗料をけちってはいけません。
迷彩塗装
スピットファイアの迷彩塗装はボケ足のある2色迷彩です。型紙を浮かせ気味に貼ってボケ足マスキングという手もあるのでしょうが、以前それをやってあまりうまくいかなかったので、今回も度胸一発、直接ハンドピースで迷彩模様を描き入れました。
別のところを塗っている時に飛び散った吹きこぼれが若干見られました。注意していても難しいですね。やっぱりマスキングしたほうが良かったのでしょうか?まぁ、やってしまったものは仕方がありません。エアブラシでリタッチです。
今度はグレーでリタッチする訳ですが、そのままグレーを吹くだけですとボケ足の方向が逆になってしまいます。そこでグレーを広めに塗って、さらにもう一度グリーンで迷彩模様を描き直します。そうすればボケ足の方向を統一できます。こんなときハンドピースを複数持っていると助かります。何度も付け替えて気が済むまでできますからね。
(全作品完成まで あと71)
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