ティーガー1後期生産型鉄道輸送状態 その5 主砲の組み立て組み立て
2020年6月25日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
ティーガー1型に搭載されている主砲は8.8cm対戦車砲KwK36です。この8.8cm砲は有名な8.8cmFlak36対空砲をベースに戦車の車内に搭載しやすくコンパクトにまとめられた大砲です。8.8cmというのは砲弾の直径で、砲身の長さは56口径長ですから8.8cm×56で約5mほどです。今回は主砲のKwK36を組み立てます。
詳しくはつづきをどうぞ…
主砲の組立て
主砲のメインとなる部分を組み立てます。砲身は標準でアルミの砲身が付属しています。まんまるで継ぎ目のない金属砲身はやっぱりいいですよね。砲尾の部分は開けたハッチからチラリと見えるだけですから、あっさりとした再現度ですまぁ、従来の戦車キットと同レベルの再現度ですが、これで充分です。
主砲の先にあるマズルブレーキは左右分割ではなく砲弾の進行方向に積み上げていくパーツ分割がされているため、断面はまん丸です。最近のキットではこれが標準になってきているのですが、やっぱりウレシイですよね。
砲塔の外枠の組み立て
戦車砲には砲架はありません。あえていうなら砲塔が砲架でしょうか。主砲を砲耳に取り付けるために砲塔の側面の装甲板を組み立てます。ところがご覧の様にパーツがかなり変形していて、ちゃんと合いません。これは力業で押さえ込んで接着するしかなさそうです。歪んでしまった原因は私がこのキットを長い期間放置していたからで、箱の中で押されて開いてしまったと思われます。プラモは長く積むとその分余分な仕事が増えますよね。買ったらなるべく早く作った方がいいですよ。でも、お店で古くなってるのももしかしたら同じかも知れないですね。
とにかく主砲を挟み込んで接着剤を塗り、セロテープでガチガチに押さえ込んでおきました。このま一晩放置です。一応保険のためにすでに固まっている砲塔の後の砲もはがれてこないようにテープで押さえてあります。これでちゃんと直ってくれると思います。
一晩明けた今日の様子がこれです。接着した下側はなんとか納まってくれていますが、天板と側面の装甲板はまだ少し隙間が残っています。砲塔の天板は砲塔の中を塗ってから取り付けになるのですが、テープで押さえるためには天板になにも付けてない状態で先に中を塗る必要がありそうです。次回は砲塔内部の塗装をします。
(全作品完成まで あと121)
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