ティーガー1後期生産型鉄道輸送状態 その11 基本塗装
2020年7月5日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
履帯も含め全ての組み立てが完了したので塗装に入ります。まずはサーフェイサーからダークイエローの基本塗装までです。
詳しくはつづきをどうぞ…
塗装の準備
塗装のためにまずは車輪を外しました。その上で、金属パーツやコーティングの上に染めQのミッチャクロンを吹き付けます。プラモ用の塗料をしっかりと食い付かせるにはミッチャクロンはとても良く効きます。
サフ吹き
影色のサフを全体に吹きます。影色のサフは自家製でマホガニーのサフと黒のサフを同量混ぜ、そこに明度調整にグレーのサフをちょっぴり足しています。全部サフで作った影色の塗料です。それを使い車体の表面に凸凹があるのでしっかりと奥まで塗装します。まっ黒です。
明るいグレーのサフを光がよく当たる部分に塗ります。側面のコーティングの部分はエアブラシを上から吹き付け、コーティングの凸凹をハッキリとさせます。
車輪も同様に影色のサフとグレーのサフを吹きます。転輪の奥まった部分にはグレーのサフは塗っていません。
基本塗装(暗色)
次はいよいよ基本塗装です。まずはダークイエローに影色を少し足した暗色を使って影になる部分に塗ります。いつもは垂直な面も暗色を使うのですが、今回はコーティングで少し暗くなりがちなので、垂直な面から基本色に切り替えます。
基本塗装(基本色)
次に基本のダークイエローを残りの部分に吹きます。側面のツィンメリット・コーティングが良い感じで陰影がハッキリ見えます。
基本塗装(明色)
ダークイエローに白を混ぜて作った明色でハイライトを入れます。砲塔や車体の天板の平らな部分や主砲の上などです。こうして見ると車長と砲手のハッチは少し明るすぎました。直しておきます。
車輪の塗装
車輪も同じ様に塗装します。通常のティーガー1型では外に履帯がはみ出しているので、車輪は一番外側の転輪を除いて履帯やフェンダーの影になるのですが、鉄道輸送状態ではフェンダーも取り外され、履帯も幅の狭いものが付けられているため、起動輪も外側になります。一番外側に来る転輪と起動輪の外側は明るい基本色で塗ってみました。
(全作品完成まで あと121)
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