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ヴィットマン最後のティーガー その3 追加工作

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 276-3

砲塔内部の塗装と天板の貼り付け

ヴィットマン最後のティーガー

砲塔内部の塗装

天板を貼り付けるために先に砲塔内部を塗装しておきます。砲塔内部は塗ってもほとんど見えなくなるので、最近では塗らないこともあるのですが、こんかいはドラゴンにしては珍しく塗装の指示があったので、せっかくなので、塗ってみました。この車両では装填手の座席が赤く塗られていたんですね。知りませんでした。

ヴィットマン最後のティーガー

天板の接着

天板を貼り付けてみると、案の定ほとんど見えません(^^;)

車体前端のコーティング

対地雷戦車シャーマンクラブ

ヒートペンでコーティングを再現

色々なところでディテールを加えてみます。 そんなたいそうなことはしていませんけどね(笑)。車体の前の端はエッチングパーツでコーティングが再現されていたのですが、それは剥がしてヒートペンでやってみました。

あちゃ~、グチャグチャです。でもキレイすぎるエッチングパーツよりはまし・・・ということにしておきます(^_^;)

 

蝶ねじの追加

ヴィットマン最後のティーガー

蝶ねじを追加

蝶ねじは留め具にモールドされているのですが、金型の抜きの関係で蝶ねじの位置まっすぐに全部同じ向きになってしまっていました。

これでは不自然なので、一度ニッパーで蝶ねじを切り取り、もう一度角度をずらして貼り付け直しました。この方が自然ですね。

蝶ねじパーツ

蝶ねじパーツ

ティーガー1型はあちらこちらに蝶ねじが使われています。このキットでもまだ蝶ねじが再現されていない箇所がいくつかあるので、そこはドラゴンのオマケパーツを引っ張り出してきて使うことにします。ドラゴンの蝶ねじは少し分厚くて存在感がありすぎるのですが、オマケというのがウレシイですね。このキットには付いてなかったのですが、パンターなんかではランナーの端をよく見ると付いてたりします。

ヴィットマン最後のティーガー

蝶ねじの追加

クリーニングロッドの留め具の蝶ねじを追加しました。

ヴィットマン最後のティーガー

フェンダーの蝶ねじ

また、前後のフェンダーの蝶ねじを追加しました。ティガー1型では列車で運搬するときに一番外側の転輪を外し、幅の狭い履帯に交換するのですが、その際車体両脇のフェンダーは外してしまうのですが、前後のフェンダーは留め具を外して折りたたんで狭く出来るようになっています。その留め具の蝶ねじですね。

予備履帯

ヴィットマン最後のティーガー

予備履帯

予備履帯は砲塔の周囲に付くのですが、その留め具にはハンドルがついています。キットではそれが省略されているので、銅線で作りました。

ヴィットマン最後のティーガー

連結ピン

予備履帯の留め具は上下でセットになっているのですが、下の方には履帯連結ピンと同じ太さのピンが飛び出していて、連結ピンの穴に差し込んで履帯を固定するようになっています(写真中)。そのため履帯連結ピンはその留め具のピンの長さだけ上に押し上げられていますから、履帯から少しずつ飛び出しています。そのピンを0.5mmのプラ棒で作りました。ピンの頭は1mmのプラ棒をスライスして作ったのですが、厚さが不揃いで・・・

ヴィットマン最後のティーガー

予備履帯

予備履帯には連結ピンを通す穴を全部開けてあります。穴はピンバイスを使って手で開けることもできますが、これだけの数を開けるとなると日が暮れます・・・というか夜にプラモをつくる趣味のモデラーなら、夜が明けてしまいますってとこです。

そこでハンドリューターにドリルを付けて開けるのですが、電動ドリルなら穴を開けながら進行方向を調整できますから、連続して穴を貫通させる作業にはもってこいです。手作業では端から端まで貫通させるのはちょっと難しいでしょうね。

組み立て完了

組立て完了 ヴィットマン最後のティーガー

ヴィットマン最後のティーガー

組立て完了

これにて組み立て完了です。Bluebell式コーティングが発明されてからはコーティング作業の敷居はずっと低くなったのですが、それでもその作業をするかしないかで組み立ての手間はずいぶんと違いますね。ティーガー戦車のような大きな戦車でも今回はいつの間にやら出来てしまっていたという感じです。まぁ、ゴールデンウイークにうだうだとビールを飲みながら作っていたからでしょうけどね(笑)。

さぁ、次は塗装ですよ。

(全作品完成まで あと88)

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