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M109A2ロチェフ その18 足回りの組み付け

Category : AFV イスラエル

Scale : 1/35 Maker : AFVクラブ Post : 438-18

足回りの組み付け

今回は車体の下部や車輪、履帯を汚して組み付けました。戦線が乾いた砂の砂漠地帯ですからそれほど派手にドロドロにはならないと思うので、乾いたカサカサした汚れに仕上げました。汚しにはピグメントを使いました。

詳しくはつづきをどうぞ…

履帯の塗装

履帯の塗装

履帯を塗装します。履帯はほとんどが黒いゴムで覆われているので、ツヤ消しの黒を全体に吹いてから、金属が露出している部分にメタルカラーのダークアイアンを塗りました。先にダークアイアンを吹いてから、ゴム部分を筆塗りで黒で塗った方が楽ちんだったかもしれません。

車体下部の汚し

車体下部の汚し

アルコールで泥状に溶いたピグメントを全体に塗りつけ、堅い筆で残す量を調整しながら掻き落とします。奥まった部分にはたくさん残します。ピグメントはドライマッドのグレーに茶色系やオレンジ系のピグメントを混ぜて作っています。色味はもう雰囲気で決めてます。

車体下部の汚しこのままではピグメントは簡単に落ちてしまうので、ワイルダーのフィクサーをエアブラシで上から軽く吹き付けてピグメントを定着させます。こすれば落ちるのですが、触らなければ落ちません。

泥はね

少し薄めに溶いたピグメントを堅い筆に付けて指ではじき、泥跳ねにします。調子にのってやり過ぎるとドロドロにしちゃうので、ほどほどで止めておきます。楽しいんですけどね(;^ω^)

車輪と履帯の汚し

車輪の汚し

車輪や履帯も同じ様に汚します。複雑な形状の転輪は袋の様な構造になっているので、その部分にピグメントがしっかりと残るように流し込みます。乾いたら筆でこすって余分を落します。こうして汚してみると転輪の周囲のゴムの塗り分けがまるで必要なかったことが分かります。なんだか複雑な心境です。

足回りの組み付け

足回りの組み付け

車輪は中に軟質プラのブッシュが仕込まれているので差し込むだけです。ベルト式の履帯をはめて足回りを組み付けます。このままでは履帯が浮いてしまうので、履帯と転輪の間に接着剤を塗って、ティッシュを詰め込んで押さえ込みます。

履帯の仕上げ

数時間後接着剤が固まったらティッシュを外します。接着剤が見える部分には上からピグメントをこすりつけてごまかしておきます。こうしてみると、車体の下部側面はまるで見えませんね。あんなに一生懸命汚したのに残念です。

足回りの組み付け

これでやっと戦車の形になりました。これでほぼほぼ完成なのですが、もう少し汚しを入れてみたいと思います。次回で完成ですね。

(全作品完成まで あと127)

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