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IDF・M109A2ロチェフ155mm自走榴弾砲 Op.438 制作開始

Category : AFV イスラエル

Scale : 1/35 Maker : AFVクラブ Post : 438-1

IDF・M109A1ロチェフ 1/35 AFVクラブ

M109は第二次世界大戦後アメリカ軍が開発した自走砲榴弾砲で155mmという大きな榴弾砲搭載した回転砲塔をもっています。台車は他の戦車からの流用ではなく、専用設計の台車が使用されました。このM109のイスラエル国防軍のバージョンがロチェフです。最大射程距離を増やすために主砲が20口径から33口径に換装されました。イスラエル軍では砲弾の搭載数を増やすために砲塔の周囲にラックを増設しており、ただでさえ頭でっかちなスタイルがさらに頭でっかちになっています。でもそれがまたカッコイイんですよね。なんとも強そうでもあり、愛嬌もあるスタイルです。

キットはAFVクラブの1/35です。相変わらずここまでやるのか?というほどのパーツ分割で作るのは骨が折れそうですが、その分完成後の達成感はあるんじゃないかと期待しています。ではさっそく製作に入ることにします。

シャーシの箱組み

車体の箱組み

大抵のAFVキットのシャーシは大きなバスタブ型のパーツとなっている場合が多いのですが、このキットではご覧の様にバラバラの箱組みです。ここまでバラバラじゃ無くても・・・って思わなくもないです。今の金型技術ならもう少しまとめることもできそうな気がしますが、そこはディテールに妥協の無いAFVクラブなんでしょうね・・・と良い方に解釈しておきます(;^ω^)

ヒケの修正

車体側面装甲板の整形

これは側面の装甲板です。軽くヤスリを掛けてみるとヒケがあることが分かります。箱組みでキッチリ角度を出すこともとても大切ですが、装甲板が波打っているのもチョイと興ざめなので、ここはスティックヤスリで真っ平らにしておきます。

側面装甲板の整形

こんな具合に平らにしておきます。ちょっと削るだけで済みました。

車体の箱組み

下から順番に組み上げていきます。AFVクラブは接着の位置を決めるダボが小さいので慎重に作業を進めます。ここで形が歪んでしまってはあとからドウしようも無くなりますからね。

シャーシの箱組み

位置をキッチリ合わせておいてから流し込み接着材を流して固定します。側面の装甲板と後の装甲板の高さが同じになるように注意します。キットは箱の中にパーツがびっしりなので、パーツが変形していたりすると組み立てに苦労することになるのですが、今回はまだ買ったばかり(ホントはもらったばかり)なので変形は無く、組みたてやすかったですね。

シャーシの箱組み

前の合わせは、左側(写真で手前側)が装甲板1枚分側面が下がるので注意が必要です。右側は側面と全面が同じ高さでピッタリと合います。この後隙間が無いかしっかりと点検をしておきます。とにかくこの工程がこのキットの組み立てのキモになるので、柄にも無く慎重に進めました。

今日のところはここまでです。

(全作品完成まで あと127)

 

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“IDF・M109A2ロチェフ155mm自走榴弾砲 Op.438 制作開始” への2件のフィードバック

  1. うー より:

    いやいやいやいやAFVクラブ。昨晩も宿直時間をハスキー制作に充てましたが、進まない進まない。根生さんホントは影武者とか複数居て制作されてるんじゃないかっていうスピードですよね。ようやく後輪周辺の制作開始です。パイピング、今週手が回るかな~? ロチェフ完成までにハスキー完成は望み薄。

    • 根生 より:

      うーさん、こんにちは。ハスキーはホント大変ですからね。でもその大変な部分が完成後もほぼほぼ見えるのでやりがいがありますよ。頑張ってください。

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