パンターA後期型 その16 汚し
2018年4月29日
OVMなどの汚しや車体に付いた傷、シュルツェンの錆、そして雨だれの痕などをつけました。新品状態だった戦車が歴戦の勇者に変わっていきます。この作業がAFVでは一番楽しいですね。
詳しくはつづきをどうぞ…
OVMなどの錆
OVMの金属部分に浮いた錆を付けます。錆色のピグメントをエナメル溶剤で泥状に溶いて塗りつけ、乾いたら綿棒でこすって落とします。その時下地のメタルカラーも磨かれて金属光沢が出てきます。
予備履帯にも同じ様に錆を付けます。今回は予備履帯は車体に付ける前に塗装や仕上げまですませて、車体に接着しました。
シュルツェンの錆と汚れ
シュルツェンには雨だれの痕と錆を付けます。どちらもAKインターラクティブの塗料を使います。雨だれはストリーキンググライム、錆はラストストリークです。深い傷から錆が浮いて流れているように付けました。
角材の汚し
単一の色でべた塗りだった角材に濃いめにスミイレをして、さらに表情を出すために数種類のエナメルカラーを使ってドライブラシの要領でそれらしく仕上げてみました。でももう少しですね、もう一工程するまでは接着しないでおきます。
チッピング
ほとんどの面がコーティングされているか泥を被っているのでチッピングを施す場所はあまりありませんが、フェンダーの先とかエンジンデッキ、砲塔や車体の天板にチッピングを入れました。タミヤエナメルのハルレッドとジャーマングレーを混ぜて作った色を小さくちぎったスポンジに付けてスタンプの要領でチッピングします。付けすぎたら溶剤で拭き取れば良いのでエナメルは重宝します。
エンジンデッキにもチッピングを入れます。ハンドルやハッチの縁、ラジエターのメッシュなんかに多めに入れました。さぁ、完成までもう一歩です。明日にはフィニッシュですね。
(全作品完成まで あと129)
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