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パンターA後期型 その5 車体上部の組み立て

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : モンモデル Post : 442-5

シュルツェンのステー

車体の上部を組みたてます。車体上部もシャーシと同じく各パネルは実車同様に別々のパーツになっています。そのために圧延鋼板の荒れ肌などが非常にリアルに再現されています。ホント、新世代のパンターですね。

詳しくはつづきをどうぞ…

フレームと外板

フレームと外板

車体のパーツはご覧の様に天板と一体になったフレームとその他の装甲板の外板に分かれています。普通の箱組みと違って貼り付ける位置や角度が簡単に決まるので箱組みの良いところを活かしつつ、箱組みの弱点である組みにくさを見事に解決してくれています。

圧延鋼板の荒れ肌と溶接痕

圧延鋼板の荒れ肌

写真では分かりにくいですかね。戦車の装甲板の様な分厚い鋼板には表面に荒れたテクスチャが付いています。これが装甲板を全部バラバラにすることによって、リアルに再現されています。

溶接と溶断の痕

実車の装甲板と同じ組み合わせ方で装甲板が組まれます。そのために溶接の痕が実車同様に再現されます。パーツの合いはとても良くて、キッチリとはまりますが、よく見ると少しだけ隙間が空いてしまうので、そこは流し込み接着剤を流してギュッと押しつけて隙間を無くします。それでも残るわずかな隙間には溶きパテでも流しておけば十分でしょう。

小さなパーツの整形

小さなパーツの整形

ハッチの取っ手のような非常に小さく細いパーツはゲート痕をヤスリがけして消そうと思ってもパーツを破損してしまうことがあります。そんな時はゲートごとパーツを取り付けてしまい、接着剤が固まってからゲートを切り飛ばして整形すればパーツの破損をしないですみます。

小さなパーツの整形は取り付けてからすれば破損を防げる

エンジンデッキの取っ手

エンジンデッキの取っ手も同様に取り付けてから整形しています。

シュルツェンのステー

シュルツェンのステー

シュルツェンのステーを車体の側面やフェンダーの下にとりつけます。一部のパーツが黒いのは履帯のランナーに付いていたからです。

車体上部の組み立て

車体内部にはペリスコープやラジエターなどを仕込みます。これらは塗装前に仕込むとマスキングが必要になります。ですが、このキットはパーツの合いが非常に良いのと、合わせ目の処理が必要な車体前面の装甲版の合わせ目がコーティングに隠れるというナイスな状況なので、ご覧の様に車体の上下の接着を塗装後に行うことができます。さらにそのおかげで履帯の取り付けもスゴク楽になるはずです。そんなわけで車体の上下は貼り合わせずに進めることにします。

(全作品完成まで あと126)

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