パンターA後期型 その11 砲塔、車輪、シュルツェンの塗装
2018年4月23日
砲塔に貼り付けたコーティングシートも乾いたので、塗装作業も仕切り直しです。もちろん水気が飛んで浮いてきてしまったシートは瞬着を流して固定しています。ここは車体と同じですね。そしてもう一度影色のサフを吹いてから、暗色、基本色、最後に光の強く当たる部分に明色を入れました。
詳しくはつづきをどうぞ…
こうして真横から見ると同じダークイエローでも場所によって違いが分かります。3色のダークイエローを使うと言っても平らな面ではグラデーションはかけません。そのあたりがカラーモジュレーションとは違うところです。でもアンテナケースの筒や砲身、前のフェンダーのようにカーブした面はグラデーションをかけています。ただしその方向は光の方向です。
シュルツェンの塗装
キットにはアルミ製のシュルツェンが付属しています。アルミの板は薄くてシャープなのですが、塗装が剥げやすいのが難点です。以前、ドラゴン(だったかな?)であった、薄いプラ板を打ち抜いて作られたシュルツェンが一番いいですね。扱いやすかったです。でもまぁ、文句を言っても仕方が無いのでメタルプライマーをたっぷり塗ってから塗装しました。
この写真はメタルプライマーの上から直接塗装したものですが、発色が車体と異なってしまったので、もう一度影色のサフを吹いてから塗り直しました。
転輪の塗装
シュルツェンは片面ずつ乾かしながら塗りますから、裏面を塗る前に転輪を塗装します。まずは転輪の周囲にあるゴム部分をタイヤブラックでざっくりと塗ります。エアブラシではみ出てもかまわないので吹いちゃいます。
製図用のテンプレートを使ってゴム部分を隠して車体色を塗装します。かぶせて置いて上から吹くだけですが、案外キレイに塗分けられるでしょ。筆塗りで塗分けていたときのことを思うと半分以下の作業時間です。もしかしたら1/5くらいかもしれません。
一つやらかしました。この転輪は塗装が終るまでは内と外を接着してはいけませんでしたね。これじゃテンプレートが入りません。(;^_^A
しかたがないので、内側だけは筆塗りで塗分けます。
てなわけで、転輪の塗り分けが完了しました。内側は手塗りですが、少しくらいはみ出ても目立たない箇所なので気にしません。当然写真を撮るときははみ出た箇所は向こう側に向けてます(+_+)\バキッ!
写真には撮っていませんが、起動輪と誘導輪も塗装しました。車輪は基本的に暗色で塗っていますが、起動輪の外側の面だけは軽く基本色を上から吹いて明るくしています。
履帯連結作業の中間報告ですが、一応1本目の連結は完了しました。少しずつ慣れてきて作業が早くなってきています。2本目はたぶんもっと早くつなげられると思います。
(全作品完成まで あと129)
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