sWSパンツァーヴェルファー42 その9 機関室の塗装
2020年6月6日
Category : AFV ドイツTags : sWSネーベルパンツァーヴェルファー
いよいよ塗装を開始します。車体を塗装する前に車内を塗装して仕上げて組み上げます。まず今回は機関室から開始します。エンジンやラジエターなどを塗装して車体に組み付けました。
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シャーシと車体内部の塗装
影色のサフを使って下地塗装をします。この写真では機関室部分だけしか塗ってませんが、後で後の方まで全部塗ります。機関室の中央には穴が開いているのでそこから前輪の足回りが見えます。そこはあらかじめ車体色で塗装しておきます。たぶんエンジンの影になって見えなくなるとは思うのですが、エンジンを載せてしまえばもう塗れませんからね。
シャーシの塗装のついでに車体内部の塗装も済ませてしまいます。シャーシと機関室、戦闘室は防錆塗装のオキサイドレッドで塗装します。この車輌が実戦に配備されたのは1944年の終わり頃、終戦まであと半年です。こんなころドイツ軍は敗走が続いており、物資が不足しているので車体の内部は錆止め以外は塗らない状態になってきていました。それで車内や外から見えない部分はオキサイドレッドで塗装します。ただ運転室は明るさの確保からこの時期でも白いインテリアカラーで塗装しました。
エンジンの塗装
エンジンを塗装します。ほとんどはメタルカラーのアイアンで塗装しました。細部の塗り分けとしてはエンジンを車体に固定するフレームはオキサイドレッド、エアクリーナーは白、プーリーとオイルパンはフィールドグレー、プロペラは黒、ベルトと接続のゴム管はつや消し黒で塗装しました。
排気管は焦げちゃ色で塗ってから錆色のピグメントをぬりました。エンジン全体はMr.ウエザリングカラーのマルチブラックで軽くスミ入れをしました。
エンジンとラジエターの組み付け
ラジエターや操舵装置も塗装して組み付けます。操舵装置の両側についているヒダの付いた丸いパーツはたぶんブレーキです。まるで確証はありませんがブレーキもメタルカラーで塗りました。
ボディ下部の取り付け
フェンダーや運転室、機関室との隔壁のあるボディ下部のパーツをシャーシに接着しました。これで未接着だったステアリングロッドを操舵装置に接着できます。また排気管を取り付けてエンジンとマフラーをつなぎました。こちらも錆色を塗って仕上げてあります。
ボディパーツを仮り組みしてみます。ボンネットを開ければこれだけ見えることが分かります。開口部が大きいので意外に良く見えますね。次回は運転席の中を塗装して前部の装甲板を車体に接着します。
(全作品完成まで あと121)
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