sWSパンツァーヴェルファー42 その7 戦闘室の組み立て

sWSパンツァーヴェルファー42　その7　戦闘室の組み立て

2020年6月3日

Category : AFV ドイツTags : sWS ネーベル・ヴェルファーパンツァーヴェルファー

Scale : 1/35 Maker : ブロンコ Post : 478-7

戦闘室を組み立てます。戦闘室といってもロケット砲は威力の割りに小型の装置なので、戦闘室の大部分はロケット砲弾の格納庫です。左右の壁に15発ずつ、30発の15cmロケット砲弾を搭載できます。出撃時にロケット砲に砲弾を装填すれば、全部で40発を持って出られることになります。この広い室内ならその気になればもっとたくさん積めそうな気がしますよね。

詳しくはつづきをどうぞ…

砲弾ラックの組み立て

戦闘室の内側の壁に砲弾ラックを組み立てます。ロケット砲搭載型でない通常のsWSからの流用キットなので、ラックを付ける場所に穴を開け、切り欠きを作ります。そのためのテンプレートがこのエッチングパーツです。

ところが、いざ組み立ててみると、後から5番目と前から4番目の穴は必要ありませんでした。これはキットの設計ミスですね。迷惑な話です。後から分かったので、パテで埋めておきました。

後の壁とハッチの組み立て

後の壁とハッチを組み立てます。戦闘室は箱組みで作るので、上手く作らないと隙間が空いてしまいます。ですがパーツの合いはもともといいので、慎重に作ればピッタリとはまります。後のハッチにはロック機構がモールドされていますが、閂の位置が開いた状態になっているので、レバーの角度もそれに合わせて傾けてあります。ガチで閉まった状態を作りたい場合はモールドを切り飛ばして自作する必要がありますが、実際にその場合は中は見えなくなるので、そこまでしなくても大丈夫です。ってことでキットではこのモールドになったってことですね。

天井の組み立て

天井は組み立てると言うよりはただの一枚の板なので整形以外はなにもすることありません。戦闘室が完全にできあがってからの接着になります。天井には砲弾を運ぶためのハッチがあります。ハッチはレバーに付いている突起で固定されます。この形状だとレバーを90度横向ければロックされそうですね。今回はロックを解除した状態で作りました。

パンツァーシュレックの組み立て

また天井からはパンツァーシュレックと呼ばれる手持ちのロケット砲が2つぶら下げられています。パンツァーシュレックは北アフリカで鹵獲したアメリカ軍のバズーカ砲を手本に作られたもので、米軍のM1バズーカよりも威力があったようです。パンツァーシュレックの砲弾ケースなんかも室内には置かれていたに違いないのですが、残念ながらキットには入っていません。

天井の仮り組み

後の壁の出入り口の両サイドには消火器が付きますが、これは塗装してから取り付けます。天井を載せてみました。中は広いですよね。さすがに大型の車輌は違います。中で何人か寝られそうです。

車体に戦闘室を載せてみました。Sd.Kfz.251装甲ハーフトラックの親玉みたいですね。なかなかデカくてカッコイイです。天井は接着しようか迷っていたのですが、しっかりと隙間無く納めようと思うと接着は必要な感じです。その代りハッチを全開できるようにしてせっかく作った中味が見えるようにするつもりです。

次回はいよいよ10連装15cmネーベル・ヴェルファー42ロケット砲の組み立てです。そこまで行けば組み立て作業はほぼ完了なので塗装作業に入れます。そろそろどんな風に塗装しようか決めないといけませんね。

(全作品完成まで　あと121)

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