sWSパンツァーヴェルファー42 その16 スミ入れ
2020年6月13日
Category : AFV ドイツTags : sWSネーベル・ヴェルファーパンツァーヴェルファー
パネルラインや小さなモールドの凹凸を際立たせるためにスミイレをします。スミ入れ塗料はフィルタリングと同じクレオスのMr.ウエザリングカラーを使うのですが、丸一日乾燥させたので重ねても大丈夫です。
詳しくはつづきをどうぞ…
スミ入れ
スミ入れ塗料を塗ります。塗料を瓶のまま希釈せずに直接筆でスミを入れたい箇所、パネルラインやボルトなどに塗りつけます。大きな車輌なので何ヶ所かに分けて作業します。塗ったままあまり長く放置すると拭き取りが大変になるからです。まずは天板とボンネットに塗りました。
拭き取り
手で触れるくらいに乾いたら専用の溶剤を染ませた平筆で拭き取っていきます。溶剤で洗っていく感じです。ウオッシングとは良く言ったものですね。ご覧の様にスミ入れ塗料はほとんど拭き取ってしまいますが、パネルラインやボルトの周囲、入り隅にホンの少しだけ残ります。
続いて車体の側面をスミイレします。今度は拭き取りの際にほんの少しだけ残し気味に拭き取ります。拭き取りの方向は重力の方向にすることで、残ったスミ入れ塗料は雨だれの縞模様になります。
ロケット砲のスミ入れ
ロケット砲の様にゴチャゴチャした形のものは原液を塗ってから乾かして拭き取ろうと思っても上手く拭き取れないことがあります。そこで薄めたスミ入れ塗料を流してスミイレとします。余分に付いたところは溶剤を浸ませたふでで拭き取ります。
スミ入れ塗料に使ったのが焦げちゃ色のグランドブラウンなので少し赤みがあるため仕上がりの色味が赤くなりました。またスミ入れ塗料自体がつや消しのため、車輌全体もかなりつや消しになってきました。このような色味やツヤの変化は最初から予想して塗装していますから、想定の範囲内です。
次回はもう一段塗装を重ねます。やるかやらないか今まで迷ってきたのですが、やっぱりやることにしました。何をするかって?それは明日のお楽しみ。
(全作品完成まで あと121)
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