タイガー1初期生産型(タミヤ) その9 組立て完了

タイガー1初期生産型(タミヤ)　その9　組立て完了

2013年5月30日

Category : AFV ドイツTags : ティーガー1

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 301-9

金属砲身

キットにはオプションの金属砲身が入っていたのをすっかり忘れてプラ製のパーツをがんばって整形したのですが、やはり金属製は違いますね。めちゃめちゃカッコいいです。

特にマズルブレーキは削り出しならではのシャープさです。しかも実車よりはかなり荒いのですがちゃんと内側にライフリングが切られています。ほとんど見えないのが残念です。これだけ買っても結構な値段がしますから、実にお買い得なキットですね。

砲塔の組み立ての続き

砲塔の予備履帯ブラケット

今回作る3輛の中でこの車輌だけが砲塔に予備履帯を付けています。ブラケットは上がズベズダ製の天板一体パーツ、下がモデルカステンの可動式履帯のオマケを使いました。履帯が乗っていない部分は履帯を挿すピンをプラ棒で足してあります。

予備履帯はカステンの履帯に連結ピンが通る穴を通して使いました。連結ピンの穴は0.6mmのミニドリルをハンドリューターを使って開けます。ピンバイスで作業したら日が暮れますが、ハンドリューターならあっという間です。

真ん中の一個にはわざとらしく連結ピンを通しておきました。ブラケットのピンが下に途中までささっているので、上にそのブラケットのピンの分だけ飛び出します。ブラケットのハンドルはアベールのエッチングパーツです。

スモークディスチャージャー

スモークディスチャージャーの基部はエッチングパーツもあったのですが、ゆるいカーブで曲げてあるので折り曲げ線がありません。そのため正確に折り曲げることが難しく何回やってもうまく行かなかったので、プラパーツを薄く削って使いました。

筒を取り付ける板はエッチングパーツを使い、筒そのものはドラゴンのパーツの方ができが良かったのでそちらを使いました。ドラゴンの時と同じ様に、点火装置とコードを追加してあります。

ゲペックカステンはタミヤのキットのままですが、蓋の留め具はアベールのエッチングパーツで置き換えました。とても可動式に組むなんて事はできないので、それらしく見えるように接着しながら組み立てました。それでもよく見るとグチャグチャですね(^_^;)

しかも少し大きすぎ・・・

車長用ハッチの腕(?)はズベズダのパーツは太すぎたのでドラゴンのものに変更しました。またこの車輌は指揮型なので砲塔の天板にアンテナの基部を追加しました。位置は後期型の指揮戦車を参考にしたのですが、もしかしたら違うかも・・・

S04号車も組み立ての最後に省略されている蝶ねじを追加しました。途中で付けるとよく無くすんですよね。それでいつも組み立て作業の最後にするようにしています。

このクリーニングロッドの蝶ねじは砲塔を旋回させると当たることがあるので要注意です。今まで何度無くしたことか・・・(;´Д`)

組み立て完了

これでタミヤのタイガー1初期型、ヴィットマンのS04号車の組み立てが完了しました。次は一番手間がかかるズベズダですね。実はズベズダの砲塔は○○○なんです。詳細は次回のお楽しみ(^_-)

(全作品完成まであと95)

プラモ日記