タイガー1型中期生産型 その10 基本塗装
2019年1月12日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
今回は基本塗装です。この時期のドイツ戦車はダークイエローが基本塗装となります。さらに今回は迷彩塗装はしないので、簡単にすませるならダークイエローでザッと吹いてしまってもいいのですが、陰影を強調するために3種類のダークイエローで塗っています。
詳しくはつづきをどうぞ…
暗色
まずはダークイエローに影色を混ぜて作った暗色で光が当たりにくい箇所を塗ります。ほぼ車体の下半分がこの色になります。また垂直な面も暗色で塗りました。
基本色
続いて基本色です。残りの部分に基本色を塗ります。斜めの面や水平になっている面を塗ります。またコーティングされている垂直な面は上方向から吹いて、コーティングの凸凹の上の面と下の面で色を変えています。
明色
最後に光の強く当たる面にダークイエローに白を混ぜた明色を吹きました。
転輪の塗装
転輪は影になっているので暗色で塗装します。ゴムの部分を塗り残すのに製図用のテンプレートを使います。テンプレートの直径はこの転輪のサイズくらいになると1mmきざみになるのですが、それでもだいたいぴったりサイズが合うので簡単に塗り分けることができます。
デカールの下地づくり
デカールを貼る部分にツヤ有りのクリアを吹きます。下地がクリアでツルツルになるとデカールが密着して余白部分が白浮きするシルバリングを押さえることができます。
3色のダークイエローを使って陰影をハッキリとつけています。また下地の段階で凸凹の奥まった部分には影色が残るので、ディテールがハッキリとしています。車体の下部、車体の側面、そして天板の部分の明度差は明確です。手間はかかりますが、強い影ができる太陽光の下の実車と同じ様なコントラストになりました。次回はデカール貼りです。
(全作品完成まで あと127)
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