タイガー1型中期生産型 その6 履帯の組み立て
2018年12月29日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
モデルカステンの可動式履帯を組みたてました。書いてしまえばあっさりと一行にも満たない文章なのですが、すさまじいパーツの量でなかなかの難作業です。結局3日もかかってしまいました。
詳しくはつづきをどうぞ…
履板の連結
まずは履帯のコマ(履板)を連結していきます。タミヤの説明書では片側100コマと指示されているのですが、モデルカステンの説明書では95コマが指示されています。前に作ったライフィールドモデルでは96コマでした。今回はとりあえず片側95コマをつなぎます。
実車では長い連結ピンを2枚の履帯のつなぎ目に通すのですが、このセットでは左右からピンを差し込んでつなぎます。ピンの先に接着剤が付かないように95×2×2で380箇所の接着です。
ガイドホーンの接着
タイガー1型の履帯には2列のガイドホーンがついているのですが、ガイドホーンの付け根付近には軽め穴が開けられています。全体の重量を考えるとこの小さな穴でどれだけ軽くなるのか疑問ですが、こいつのおかげで大変な手間となっています。
実はタミヤの組み立て式履帯を使わずにモデルカステンを使ったのは、チャラチャラと可動式に組みたいからではなく、このガイドホーンの軽め穴がタミヤでは空いていないからなんです。これはやっぱり気になります。最近のドラゴンのキットに付属するベルト式履帯は一発抜きでもこの軽め穴がしっかりと開けられています。この技術力はすごいと思います。あの履帯だけ売ってくれないかな~と思うのは私だけじゃないと思います。
巻いてみた
3日をかけて(といっても72時間じゃないですよ。たぶん7~8時間くらいかな?)やっと全部つなぎ終えたので、巻いてみました。95個まで良い感じですね。この自然な垂れ具合はさすがは可動式履帯です。よく見たらピンが1箇所抜けてしまっています。壊れちゃう前に修理しておかないとね。これだけ接着箇所があると最後まで無傷ってわけにはいきませんね。
(全作品完成まで あと122)
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