15cm自走重榴弾砲フンメル初期型その19 ウオッシング

15cm自走重榴弾砲フンメル初期型　その19　ウオッシング

2021年2月18日

Category : AFV ドイツTags : 15cmsFH18 4号戦車フンメル

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 483-19

いったりきたりでなかなか完成しませんが、ぼちぼちと進めていきます。今回はウオッシングをしました。要はスミ入れなんですが、汚しておいてから溶剤でジャバジャバ洗うように拭き取るのでウオッシングです。

詳しくはつづきをどうぞ…

弾頭ケースの入れ替え

フンメルの15cmsFH重榴弾砲は砲弾がとても大きいので薬莢と弾頭を別々に装填します。まとめると余りに重くて持てないんでしょうね。弾頭は薬莢入れよりも少し小さめの箱に並べられています。行軍中に作り替えた後期型ですが、元々戦闘中で作るつもりだったのでこの弾頭ケースが開いています。実は初期型のキットではただの空箱だけで弾頭はキットに入っていなかったので、開けるという選択肢はありませんでした。そこで後期型の蓋の開いたパーツを剥がして初期型に取り付け、初期が多用に作った蓋の閉まったパーツを後期型に移植しました。後はウエザリングで汚れ具合を合わせてやればOKです。

ウオッシング

ウオッシングをします。まずはクレオスのMr.ウェザリングカラーのグランドブラウンで汚します。汚れのたまりそうな入り隅やパネルラインを中心に原液のまま塗りつけます。結構汚らしいのですが、汚れですから汚くていいです。このウエザリング塗料が触っても取れないくらいまで乾かします。Mr.ウエザリングカラーは乾燥が早いのでわりとすぐに乾きます。あんまりガッツリ乾かすとこんどは取れなくなるので注意が必要です。

拭き取り

乾いたウエザリング塗料を溶剤を染ませた平筆で洗っていきます。溶剤でジャブジャブ洗っていくのでウオッシングですね。昔はこれをタミヤのエナメルなんかでしたのですが、タミヤのエナメル溶剤はプラや接着箇所を侵すのでパーツを壊したりしたのですが、クレオスのウエザリングカラーの溶剤はエナメル系の様な使い勝手なのに乾燥はそこそこ早いためか、あまりプラを侵さないので助かります。

戦闘室内部も同じ様にウオッシングしていきます。非常に奥まった所とか砲の操作部のようなゴチャゴチャしたところは拭き取りがしにくいので、薄めたウエザリングカラーを流すだけにします。

側面の装甲板はのっぺりしているのですが、フィルター効果で少しだけ赤くなっています。雨だれを意識して重力の方向に拭き取るので細かなスジがはいるのですが、この段階ではあまりわかりません。本格的な雨だれは次の作業で追加していきます。

サスペンションなど足回りは薄めたウエザリングカラーを流して汚しています。フェンダーから下はあんまり一生懸命やっても汚しでわからなくなっちゃいそうですから、適当です。

車輪も泥汚れを付けるのでウオッシングはしてもしなくても変わらないかも知れませんが、一応やっておきます。後からやっておけば・・・って思うのもいやですからね。

いつもならもう少し進むのですが、今回はここまでです。あまり強く汚れておらず、わりと新車に近いフンメルですね。次回は戦闘室か足回りかどちらかを汚して組み立てます。どっちにしようかな・・・

(全作品完成まで　あと117)

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