3号突撃砲G後期型 その27 主砲の塗装
2023年5月23日

主砲の7.5cm対戦車砲を塗装しました。主砲は砲耳から前が車体色、砲耳から後がインテリアカラーです。マスキングをして塗り分けるなんて事はできそうもありませんから、筆塗りで塗り分けました。塗装と塗り分けが出来たら、組み上げて車体に収めてみました。
詳しくはつづきをどうぞ…
エアブラシで塗装

まずは下塗りを兼ねてサーフェイサーを吹きます。サフは自家製のチャコールグレー(影色と呼んでます)のサフを吹きます。全体にまっ黒になります。アルミの砲身は塗料が食い付きやすいように、メタルプライマーを先に塗っています。

エアブラシでザックリと塗り分けます。車体色のダークイエローは、影になる部分にはダークイエローに少しだけ影色を混ぜた暗色を吹いています。車体内部はいつものガイアのインテリアカラー、砲尾はフィールドグレー2(Mr.カラー52番)で塗りました。
細部の塗り分けと組み立て

細部を塗り分けます。砲耳の軸は塗装図にスチールと書かれていたので、メタルカラーのステンレスで塗っています。尾栓のレバーと駐退復座機のピストンの軸もステンレスで塗りました。ステンレスはシルバーよりもホンの少し暗くて、鉄っぽい色をしているので良く使います。薬莢受けのバスケットはカーキで塗装しました。
車体に載せてみた

同軸機関銃や照準器のペリスコープも塗装して取り付けました。主砲が組み上がったので、車体に載せてみました。3号戦車のような小型の戦車に載せられるような大砲じゃないですよね。回転砲塔には出来ないはずです。

戦闘室をかぶせてみました。説明書では先に戦闘室を車体に取り付けてから、上から主砲を入れることになっています。実車では砲尾のガードを取り外して、斜め後ろから滑り込ませるので、入れることが出来るのですが、ガードを取り外せないプラモでは、砲を傾けながら回して入れるというトリッキーな組み立て方が必要になります。最初は知恵の輪みたいでなかなか出来なかったのですが、慣れてくると入れられるようになります。
天板も載せてみました。ちょっと心配をしていたのですが、照準器のペリスコープがドンピシャの場所から顔を出してくれました。主砲は少しだけ左右に振ることができるのですが、この天板のペリスコープの穴が開いている板が、このキットでは固定なので、主砲は左右に振ることはできません。ですから中央で固定して接着しています。

同軸機関銃はザウコフの穴から顔を出せるように、ガイドの筒に差し込まれています。そのガイドの筒をうっかりインテリアカラーで塗っていました。ここはどうみても車体色の方がふさわしそうですよね。塗り直しておくことにします。

主砲の7.5cm対戦車砲の塗装と組み立てが完了しました。まだスミイレとウエザリングはできていませんが、今日はここまでです。次回は主砲を仕上げてから無線機の配線をしようかと思うのですが、その前に、フェンダーを作って、戦闘室と主砲を取り付ける直前まで持っていきたいと思います。説明書とは行程が大きく異なる予定です。
(全作品完成まで あと116)
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